ゼミ ことわざ H11・3/4


 Dr 「今日はことわざの勉強をしましょう。ことわざってみんな知ってるか〜!」

みんな 「イェー!」
「たとえばどんなの知ってる」
犬「サルも木から落ちる。」
ハハハと教室に笑いがこだました。

「落ちるわけないだろ俺が あれはウソなの!」サルが反論する。
カラス「河童の川ながれ〜っと」

 しろくま「豚と心中〜!猫に小判鮫〜 それにーと馬の耳にネンリキー!」
イルカ「しろくま君、まじめにやってください。豚君と猫君に失礼だ。」
 メガネをかけたイルカはクラスの委員長である。

 「うるさーい!いいったらいいの!だいたいブタもネコもことわざなんか知らないんだからシットルケ〜」
豚はブーブー怒りだし、猫は丸くなり居眠りしている。

 「はい。ちょっと待って」Drが言った。「今日は数の入ったことわざにテーマを絞りましょう。
たとえば、石の上にも三年 ・・後は一石二鳥とか数が入ってるでしょう。こういうものね。
カラス君からいってみよう」

 カラス「桃栗三年柿8年ユズの大バカ15年!」
「二兎を追うものは一兎をも得ず」きつねが舌なめずりをしながらウサギを見た。
ウサギはプルプル耳を振る。

「ここ掘れワンワン
みんな「えー!」
「英語で1の事ワンと言うだろう。エッヘン」

 得意げに犬が言ったので「ほー!」と言う声が上がる。
「次は僕ですね。一を聞いて十を知る。ローマは1日にしてならず。これは格言ですけどね。」

 委員長のイルカが二つも言ったので教室には「ほほー!」とひときわ大きな声が上がった。
これでジュゴンちゃんに尊敬されるな〜と心がウキウキするイルカだったが・・・・

 「老婆は1日にしてならずもの!てかっ ウォンテッド!」しろくまが言ったので、「ドドッ!」と笑い声が上がった。ジュゴンちゃんも笑っている。

 イルカは顔を真っ赤にして尾でぴしゃぴしゃ床をたたき怒った。「しろくま君!冗談やめろ、本当はことわざ知らないんだろ!」
「しってら」
「じゃ言って見ろ。」

 「数が入ればいいんだろ。・・万里の長城・・あれっ!ちゃうか。・・わかった!ミミズ千匹!数の子天丼!」

 これを聞いたDrはあまりのくだらなさにぶち切れた。
「いいかげんにしろっくま!」
「・・・・・・・」教室に天使が横切るような沈黙が流れる。

 Drは気を持ち直して言った。
「しろくま君、廊下で立ってなさい。ポリタン両手に持って。」

 しろくまが渋々灯油のポリタンクを持って廊下に出ようとしたときにジーンとベルが鳴った。
            

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