バーボンストリート(奇妙なワシ)H11・2/3

題 名 「バーボンストリート」
著 者 「沢木 耕太郎」
発行所 「新潮社」 定価 400円
 H元年 5/25発行 H5・5/20 八 刷 

購入日 H6・5/19 定価 400円

 
この文庫本には、新宿の紀伊国屋にてH6・5/19と書いてある。
 紀伊国屋は以前は書籍売上額がNO1・だったらしいが、今はセヴンイレヴンにぬかれたらしい。

 カバーデザインは平野甲賀 ギャング映画にでてくるような山高帽子をかぶった初老の黒人がバーのカウンターにもたれ琥珀色の液体のグラスを持っている。ラッキーストライクと読みとれる壁の掛け時計が7時15分を指しアーリータイムズがカウンターにおかれている。
 
 もし音楽が流れているとすれば、何の曲かジャズになるのだろうが私が思うにはヘレン・メリルではない。(沢木耕太郎が六本木のバーで女と待ち合わせる場面があるこの本の中のエッセイの「トウモロコシ畑の贈り物」ではヘレン・メリルがながれていた。)

♪YOUびっそーないすとぅ カムホーム〜
私はヘレン・メリルはこの曲しか知らない。
それも 阿川泰子がTVで歌っていて知ったのが先だった。(今でもジャズを歌っているのだろうか。昔きれいだから得してると知人が言ってましたけど)

 もし音楽が流れているとすれば、ニューオーリンズジャズかデキシィーかなどと考えたりする。(区別はつかないが)中学の時の担任の英語の先生はバーボンのアーリータイムズを「古き良き時代」と訳し、いい訳だろと自画自賛したのでなかなかいいなと思って、クリーンデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(アメリカのバンド・雨を見たかい・プラウドメアリーなどのヒット曲がある)の意味を聞いたら、「きれいな水が戻ってくるかな〜クリーンデンスがよくわからんなぁ」と言ったのでガクっときた。その程度なら私にも分かるよ。

 この「バーボンストリート」には15本のエッセイが入っている。最近、清原選手がスポーツ新聞に「ワシ」
と書くなと言っているが、この本に「奇妙なワシ」という文があり、江夏や横綱の輪島やボクサーの輪島それに先代の貴ノ花などの話がスポーツ記者の創作によりオレがワシに変わる課程を載せている

18pに
 :多くの場合、ワシは記事の不正確さを糊塗したり
不十分さを補ったりするために利用されていた。:
 :ワシと一括してくくられることで、彼らは逆にひとつの狭いイメージの中に閉じこめられてしまうことになる。:という記述がある。

ちなみにこの本の初出(単行本)は昭和59年の10月だから恐らくその前からスポーツ記者はオレをワシに変え記事を書いていたと思う。
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 最後に沢木耕太郎は書いている。
きょうもまた、あの奇妙なワシたちは、スポーツ新聞と共に、窮屈な通勤電車の中を飛びかっているにちがいない。

ノンフィクションが好きで、沢木耕太郎も好きだ。
前にバカラの必勝法の本を書きたいと雑誌に書いてあったので読みたいと思っていますが、まだのようですね。(やりたいから読みたいわけではないです。)

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