5.都(みやこ)の人々
 ホーチミンの旅行代理店へ行き、1945年まで王朝の置かれたフエへ2泊3日のツアーを申し込みました。南北に細長いベトナムの中間に位置します。フエを選択して、私たちのベトナム旅行は本当に素晴らしいものとなりました。
大きなフォン川の風景。
 ゆったりと流れる大きなフォン川、水牛のいる広々とした水田、水路で行くベトナム王朝を偲ばせる寺院や皇帝廟、ホーチミンよりさらに物のない貧しい街、けれど純朴で明るく暖かい人々。 

落ち着いた佇まいのフエは、絵に描いたようなベトナムでした。 ホーチミンの若い女性は、女子高生の真っ白なアオザイの制服以外、現代風な服装でしたが、フエでは若い女性でもパジャマのような布地のブラウスとズボンで、まだベトナム独特のすげ傘をかぶっていたりしました。

 観光地へ続く道ばたには、粗末な造りのテーブルと5〜6個のカラフルなプラスチックの小さな椅子を置いて、休憩所を営んでいる女性たちがいました。置かれていた商品のミネラルウォーターやコーラなどの飲み物は驚くほどの少なさでした。休憩所を営んでいる女性。













 また近村から僅かな野菜を入れた籠をかついでやって来て、地面に直接細い腰をおろして行商 をしている女性も大勢見かけましたが、夕方になっても野菜はほとんど売れていないようでした。どちらも売れないことに慣れているのでしょう。屈託のない明るさの笑顔の女性たちでした。
行商をしている女の子。
 王宮は中国様式で、ベトナム戦争で破壊されたままの状態でした。フエツアーのガイドさんは、20代後半のとてもやさしいベトナム男性で、英語での説明。カタコトの日常会話の英語力の私たちは、歴史の説明を少しも聞いていませんでした。
王宮。
英語ではわからないですもん(笑)でしたが、ご本人は王朝の血筋が入っていると話されました。社会主義国となって、国家公務員の職や大学への道が閉ざされていることなどもお聞きした記憶があります。

 
 王朝の血筋は別としましてもフエは美人が多いという印象です。
 続く

トップページへ   ほっと!トラベル目次へ