1982.6.29 ゲスト:高橋幸宏

6/29 ゲスト・高橋幸宏
曲名 アーティスト名 収録CD・番号
イレブン・フェイシーズ ルパート・ハイン
ホワット・ミー・ウォーリー 高橋幸宏 ALCA-9061
「ホワット・ミー・ウォーリー?」
イッツ・ゴナ・ウォーク・アウト 高橋幸宏 ALCA-9061
「ホワット・ミー・ウォーリー?」
フラッシュバック 高橋幸宏 ALCA-9061
「ホワット・ミー・ウォーリー?」
ザ・リアル・ユー 高橋幸宏 ALCA-9061
「ホワット・ミー・ウォーリー?」
ディスポーザブル・ラブ 高橋幸宏 ALCA-9061
「ホワット・ミー・ウォーリー?」


放送概要など
テープ起こし、解説は荒純也さんが行われました。
感謝、感謝。

はじめまして。荒純也(アラ・ジュンヤ)といいます。
サンストのページがあるとは、、、。驚きです。
僕は昭和46年生まれ、現在28ですが、小学生の頃、
YMOにハマり、サンストもよく聴いてました。
当時録音したテープが数本あったので、
段ボールをひっくり返して久々に聴いてみました。
今回は'82年6月29日、高橋幸宏氏がゲストで、
『WHAT,ME WORRY?』の特集をしたときの様子です。

(「フォト・ムジーク」をバックに)
坂本 「えーこんばんわ、坂本龍一です。今日はステキな・・・
    ・・・・さん・・・・」
高橋 「・・・・は?」
坂本 「あとでよく話しますね。え、とにかく、男の、ゲスト、が、
    来てらっしゃいますけど・・・・えぇ」
高橋 「はい」
坂本 「どうも」
高橋 「どうも。(なぜか小声で)久しぶりでしたね・・・・」
(「フォト・ムジーク」フェード・アウト)

坂本 「えー・・・・、一曲・・・・聴いて、・・・・聴いてみます」
高橋 「(進行を心配して)ダイジョブ?」
坂本 「どうもちょっと・・・・。前で笑わないでくださいよ。
Rupert HineのELEVEN FACES=v

余談ですが、このRupert Hineの曲はメチャクチャかっちょいい
エレポップで、当時(小5)毎日のように聴いてました。
しばらく経ってHoward Jonesが大ブレイクした時、
アルバムがRupert Hineのプロデュースだと知ったときは、
おぉ、あのサンストでかかってた人だ、と思ったものです。
近々Voiceprintから関連CDが十枚近く出るそうで、楽しみ。

(曲終わって、ハガキを読み始める)
坂本 「えーども。えーと1枚、ハガキ読みます。ヤザキ・ケン君ですね、
    14歳ね。トクメーキボ、あ、匿名希望なのねぇ・・・・・。 
    トクメイってのがあってさ、特別の特≠ノなってんだよね」
高橋 「こういう人多いです」
坂本 「坂本さんこんばんわ、ひとつ質問があります。
    YMOの曲のなかに中国・・・・オンナという曲がありますが、
    中国オンナと読むんですか?それとも中国ジョと読むんですか、
    教えてくださいって変わった人だね。僕は中国オンナって・・・・
    アナタもちょっと、一枚」
高橋 「あ、そうですか?・・・・じゃ、ぼくは・・・・。
    あのー、一応ボク自己紹介していいですか?」
坂本 「いいっすよ。・・・・ドゾ」
高橋 「いやいいです、あとでやりますけどね。(ハガキを読み始める)
    坂本さんこんばんわ、お元気ですか。僕はとても元気です」
坂本 「元気ですよぉ僕も」
高橋 「ところでこの前のことですが、あまりYMOのこと知らない友達
    Aと、数人のYMOのことをよく知ってる友達とで、
    YMOのことを話した。
    そのときA君がYMOの中で誰が一番好きだと訊いたので、
    ぼくの友達はやっぱりリュウイチが一番だとか、」
坂本 「やっぱねー」
高橋 「ユキヒロなんかかっこよくていいな、のその
    かっこ≠フく≠ェ、
    かってよくていいな≠ノなってます。
     (注:かっこ≠フこ≠フ間違いでしょう。
     こ≠ニて≠ヘ似てますからね)
    だとかリュウイチもいいなユキヒロもいいなどっちかひとつに
    決められないなと言ってるうちに、A君はオマエは誰がいいんだと
    言ったので、僕は細野さん≠ニ言ったら全員ふきだした」
坂本 「(ホントにふきだす)」
高橋 「これは一体どういうことなんでしょうねぇ」
坂本 「・・・・僕も思わずふきだしちゃった」
高橋 「ふきだしてましたね」
坂本 「これは誰ですか?・・・・ス、えー・・・・ちょっと
    フリガナふってくれないとワタシ読めないんですね漢字が」
高橋 「チッ(しょうがねぇな、という感じで舌打ち)」
坂本 「名古屋市の・・・・カマ・・」
高橋 「えっ?」
坂本 「(笑いながら)カマモト・・・・」
高橋 「カマモトさんですねぇ」
坂本 「ケンジくん」
高橋 「・・・・カマモトですか?」
坂本 「ケツ」
高橋 「ケツでしょう」
坂本 「ケツモト。ひどいですねぇ」
高橋 「(笑)いや、ひどいってなんて失礼なことを言ってるんですか。
    いいですか? そろそろ僕・・・・」
坂本 「はい、というわけで、今日のゲストは高橋幸宏くんですねー。
    えーと、タイトル、わっと・みー・うぉーりー≠ナすか」
高橋 「えーっと、英語・・イギリスっぽく言うと、
    うぉっと・みー・わーりー≠ノなります」
坂本 「ウォッミワーリ」
高橋 「ア≠ニオ≠ェ逆になります」
坂本 「そうですね。わっと・・・・みー、うぉーりーっスね」
高橋 「はい。日本式に言うとそうですね」
坂本 「というアルバムを発売しまして、アルファ、YENレーベルからね」 高橋 「これは日本語のタイトルはボク、大丈夫≠チていいますから」
坂本 「なるほどね。これは、あのピーター(・バラカン)君が
    考えたんですか? また例によって。
     (注:二ウロマンティック≠焜sーター氏がつけたタイトル)」
高橋 「英語の方ですか? えぇ、あの漫画で
    マッド≠チていう本ありますよね」
坂本 「あります」
高橋 「あの表紙によく出てる言葉でして」
坂本 「そうですか。えーとー・・・・どれがいいんですか
    このアルバムの中では」
高橋 「(笑)そう言われると困るんですけど」
坂本 「自分で推薦してくださいよ」
高橋 「いやぁ一応みんないいんじゃないかなーなんて
    思ってるんですけど、はい」
坂本 「そうですか。じゃあまだ聴くのは早いから」
と、またハガキへ。
ちょっとムツカシイ内容のハガキ(身体障害者や 重病人をダシにするテレビ番組はキライだ、とか)。
で、曲へ。
「WHAT,ME WORRY?」と「IT'S GONNA WORK OUT」。
 
(曲終わる)
高橋 「というわけなんですけどねえ。いかがなもんでしょうか」
坂本 「いやぁー・・・・」
高橋 「ハッキリ言っていいんですよ」
坂本 「いやぁ、いいですね」
高橋 「好きでしょ?」
坂本 「好きですよ」
高橋 「ホントですか?」
坂本 「ドラムがかっこいい。歌もかっこよくなった」
高橋 「そうですか」
坂本 「えぇ。さっきからまた見てますねぇ。僕のハガキを」
高橋 「なんかボクのこと書いてあるのないかなと思ってさっきから
    見てるんですけど(笑)、キミわざとよけてきたでしょ今日」
坂本 「まぁそういう傾向もありますがねぇ少しはねぇ」
高橋 「今日はユキヒロ来るから絶対ユキヒロのこと書いてあんのは
    持ってくのはやめようとかさ(笑)」
坂本 「どれが好きですか」
高橋 「あんまり好きなのないなぁ、ボク」
坂本 「そうすか」
高橋 「だってボクのこと書いてないんだもん」
坂本 「この人は・・・・ちょっと読んでみますよ。坂本さんこんばんわ。
    前の放送で・・・・何だろう。雑誌のことって本当ですか」
高橋 「は?」
坂本 「あぁ・・・・あの、女性ナントカっていう雑誌のことなんですね、
    まあ、ナントカカントカ、それで、読まれたとき、坂本さんが、
    僕がね、人間性って何だよ≠チてちょっと語気荒く
    おっしゃいましたよね・・・・僕が言ったのよね。」
高橋 「なるほど。ここで読んだんですか?」
坂本 「えぇ。なんかとっても怖かったです。・・・・えー今、放送終了後
    約5分、5分、5分経過。もまだ心臓がドキドキしています」
高橋 「みなさん聞いてください、坂本君てコワイ人なんですよホントは
    (笑)」
坂本 「あのねー、たくさんの人がきいてるんだからそーゆーコト
    言わないでねぇ」
高橋 「こわいんだからー、なんたって」
坂本 「手紙を出した人が一体どういう気持ちでいるのか知ら、
    知らないけども、坂本さんの人間性がどうとかこうとか言う
    筋合いはないです。と思います。・・・・いいひとですね」
高橋 「なるほどね」
 
と、このハガキが読まれたとき、写真集『OMIYAGE』の教授の
インタビューにあった、昔はゲバ棒や鉄パイプを振り回してたとか、
学生運動の件で父親にもしお前が人殺しをするようなことがあったら、
責任をとるために親としてお前を殺す≠ニ言われたことがある、
というところがパッと頭に浮かび、幸宏氏の「こわいんだからー」の
セリフが冗談に聞こえなかったような記憶があります。
あと、YMOのツアーの時でしょうか、テーブルに教授のだけコーヒーが
用意されてなくて、なんでオレだけコーヒーねぇんだよっ!!!!≠チつって、
テーブルを足でドカッと蹴飛ばした、というのを何かで聞いて、
教授=怖い人、というイメージが離れなくなったのでした。

このあと急に話は変わり、話題は頭髪の方へ・・・・。
坂本 「ちょっとアタマ、あの髪の毛を」
高橋 「(大きく咳払い)」
坂本 「よけて見せてくださいよ」
高橋 「いや、最近ねぇ・・・・」
坂本 「何つけてんですか?」
高橋 「(笑)バッチイなぁ、何もつけてませんボクは」
坂本 「なんか植物性のナントカ、ハエ、毛はえ、グスリのようなものを」
高橋 「んなモンつけてませんよ。自然にナチュラルに」
坂本 「だいじょーぶですか?」
高橋 「だいじょーぶです、ボク、大丈夫≠ナす」
坂本 「うしろ、あのー、頭のうしろの方からこう、前の方にこう
    持ってきたりしてませんか(←しつこい)」
高橋 「(笑)してませんよ、そんな。そういうのは平気なんです。
    それよりもですね、やっぱり重みね」
坂本 「おもみ」
高橋 「その、・・・・なっちゃった、っていう」
坂本 「アタマの?」
高橋 「(低いトーンで)・・・・ちがいますよ。年のこう、ね」
坂本 「そんなモンいちいち感じなくていいです」
高橋 「君も言ってたじゃないですか、さんざん(笑)」
坂本 「いやー、重みありますねぇ」
高橋 「いやなモンですよねー、やっぱり」
坂本 「あるんですよ、みなさん。はやくいらっしゃい。
    細野さんが盛んに昔から言ってましたね、
    早くおいで早くおいでって」

で、色々あってツアーの話へ。
坂本 「あのー、僕がやるとYMOになっちゃうんで・・・・ちょっとね」
高橋 「うん。教授が出てきたら何のことはない、YMOだ、っていう」
坂本 「YMOに、JAPANが入ったみたいなね」
高橋 「そうなっちゃうんですよね」(中略)
坂本 「僕もちょっと、やらしていただきたいなあ」
高橋 「はい。是非いらしてください。豪華なゲストが、東京は
    揃いそうなんで」
坂本 「そうなんですか?あのー、中原ナントカさんなんて、
    来ないんでしょ?」
高橋 「・・・・話をかえまして、・・・・」
(注:これは当時噂があった中原理恵のこと?)

つづいて、教授提供の名曲、「FLASHBACK」へ。
こんな裏話があったんですね。
坂本 「えーっと、次いきますか?えー次、何いきましょうか」
高橋 「えーっとですねぇ、そうですねぇ、まぁボクまあまあ好きな曲」
坂本 「あぁあの有名な曲ですね」
高橋 「まあまあ好きなんですけど」
坂本 「あぁあの有名な曲。あの、お正月頃流行っていた・・。
    テレビから流れていた・・」
高橋 「え、じゃあワタシから紹介させていただいて・・失礼します。
    実はあのテレビにまぁ・・・・」
坂本 「聴いていたら?」
高橋 「コマーシャルというものがありますね」
坂本 「ありますねー、NHKにはないですよ」
高橋 「えぇ知ってます。でまぁこれも、いいものもあれば悪いものもある
    んですけれども」
坂本 「いいものありますねぇ」
高橋 「ま、偶然いいものがあったわけです。それもなんかこう、
  麺類のようなやつで、普通ゼッタイいいとは思えないようなCMで、
    おっ、コレわりといいじゃん!≠ニこういう感じのがあって」
坂本 「(笑)」
高橋 「誰が作ったんだろうなとよく訊いたら、坂本君がしてまして。
    うわぁ・・・・・・でもアイツこんな仕事してねぇよな
と思ったんです」
坂本 「(小声で)いろいろやってます」
高橋 「そしたら、なんのことはない坂本龍一君でして。で、ある日・・・
    えー、あれはどこ行くとき・・・・なんか飛行場で話したでしょ」
坂本 「・・あぁ、飛行場でね。羽田かなんかで」
高橋 「羽田でしたっけ」
坂本 「聴かせてあげたのね」
高橋 「そうなんです。それで、この曲・・・・欲しいなぁ≠チつったら、
    やだ=E・・・って言いませんでしたっけ(笑)、いいよ≠チて
    言ったんでしたっけ」
坂本 「・・・・ちょっとなんか・・・・」
高橋 「軽い抵抗はありましたね」
坂本 「ちょっとありましたね。自分でやりたかったんです」
高橋 「で、結局、快くいただけまして、それを更にチャンとした曲に
    まとめまして。えーボクはロンドンで詞書きましたコレは。
    なんかとても日本語にした方がいいような気がして」
坂本 「ウン、僕もそう言ったでしょ」
高橋 「それで日本語で歌いました」
坂本 「日本語でそのー、LPで入ってるっていうのは、4年ぶりぐらい?」
高橋 「そうだね、4年ぶりだねぇ」
坂本 「『サラヴァ!』っていうね、1枚目のソロ・アルバム以来なんじゃない
    ですか?」
高橋 「そうなんです」
坂本 「もう、絵に描いたようなニュー・ミュージックじゃないですか?」
高橋 「・・・・どれがですか?」
坂本 「(小声で)いやいやまぁいいです」
高橋 「これですか? ボク好きです。ちょっと屈折してて」
坂本 「はい。FLASHBACK≠ナす」
(曲かかる)

ちなみにこの曲が使われていたCMを、
僕はYEN友会のファンの集いで観ました。
YENゆうがたかいっていうのがあって、
ソレに応募したんですがハズレて、
応募が多かったのか、追加公演的にやった
YENひるがたかい(笑)ってのに当たって、
それのビデオ上映タイムで流したんですね。
アレンジはほぼ同じで、イントロ部分(ピアノのとこじゃなくて)が
使われてました。マダムヤンとか、そういう中華麺のCMで、
映像自体は普通のものでした(中国系の女の人が何人か出てきて
商品持ってニッコリ、みたいな)。うろ覚えですが。
 
(曲終わる)
坂本 「グッときますね。これで女性ファンが一層増えるんじゃないです
    か?」
高橋・坂本 「グッフフフフ(笑)」
坂本 「なーんつったりして」
で、またハガキへ。
高橋 「友人たちが、棺桶の話をしていて」
坂本 「棺桶ですか? 縁起わるいですね」
高橋 「坂本龍一が入る棺桶は」
坂本 「なん」
高橋 「途中でアタマの」
坂本 「なっ」
高橋 「部分がデカい」
坂本 「なにをいってるんだ!!」
高橋 「・・ということになった。これはもう、・・しょうがないですね」
坂本 「ドキドキドキ」
高橋 「しかしみんな、それでは入りきらんと言って」
坂本 「なっ・・・・」
高橋 「最後には教授の入るお墓が、前方後円墳に決定してしまった」
坂本 「(小声で低く) 気分悪いですよ。・・・・なんすかソレ。
    どういう意味なんですか。何が前方後円墳ですか!!(笑)
    聖徳太子じゃないんだ」
高橋 「ボクわかります、すごくそれ」
・・・・とまあ、こんな感じ。アイドルちっくですねぇ。
この後近況報告。YENレーベルでフィルムスのプロデュースしてるとか、
鶴亀の話、ピエール・バルーとのレコーディング話など。
曲は「THE REAL YOU」(好き!!)へ。

(曲終わる)
高橋 「歌詞がいい!」
坂本 「いい歌詞ですね」
高橋 「スポットライトに向かって女の人が歩いてくとこから
    始まるんですよ」
坂本 「自分で考えんの? そういうのって」
高橋 「そうなんです」
坂本 「なんかそういう才能があるわけ?」
高橋 「昔はなんかよくボクに詞書いてくれる?とか言ってませんでした?」
坂本 「言ってましたね」
高橋 「最近言いませんね」
坂本 「(小声になって)いやいやぁ・・・・」
高橋 「(逆に声を大きくして)言ってくれませんね最近」
坂本 「いや・・・・(笑)」
高橋 「なんか恨みでもあんですか」
坂本 「(笑)いやないです、なにも」 
高橋 「坂本くん、いよいよ最近野球のシーズンですよ」
坂本 「あーもう、・・・・えんどう豆の、シーズンですね」
    一瞬沈黙
高橋・坂本 「(笑)」
高橋 「(笑)なんですか、えんどう豆のシーズンって」
坂本 「なんかそういうのがあるんじゃないかな」
高橋 「・・・・エェ????」
坂本 「世事に疎いからさ・・・。ビールの季節ですね」
高橋 「・・・・あっ、もしかして枝豆のこと言いたかったの?」
坂本 「(笑)あ、それ・・・。えんどう豆じゃないですね、はい、
    ヒドイもんですね、あのー・・・・理科は不得意でした」
高橋 「(机を叩いて笑い転げている) ゴメンね、今ちょっと、
    わざと聞かないフリしてあげればよかった。
    もう30ですよ僕たち」
ここから、野球話。西鉄ライオンズだとか、なんか古い話へ。
そしてファッション話。中でヘアカット100の話になり、
いいファッションだよね、音楽は別にして、などと話す。
そしてまたハガキ。教授らしき顔の写真を雑誌で見たが、
異様に髪が長かった、という旨のハガキ。
高橋 「坂本君は髪が長かったぁ。ボクと初めて会った頃、
    長かったよね。ゴムぞうり履いてませんでした?」
坂本 「履いてたかもしれませんね」
高橋 「で異様に目がギョロッとしてました」
坂本 「(笑)してたかもしれませんね」
高橋 「なんかアロハのようなのも着てましたね。
    ちょっとベルボトムのジーパンなんかも・・・・」
坂本 「ベルボトムじゃないと思うんですよ」
高橋 「ちょっと裾のひろがったぐらい・・」
坂本 「ちょっと広かったかもしれませんね(笑)。サイケ、サイケ」
高橋 「で、ボクは初めて見て、こいつは、・・・・なんてヘンな奴
    なんだ≠ニ思った」
坂本 「僕も思いましたよ。日比谷で会ったんだ最初に。
    ミカ・バンドじゃないですかね。あのー、山下達郎君のバックで
    ピアノなど弾いてね、(山下達郎の口調をマネて)お、坂本、
    ちょっと紹介すっから。これユキヒロ≠ネんつってね。
    お、なんだこれは≠ニ」
高橋 「(笑)なんだこれはってなんですか」
坂本 「なんか男のくせにね、襟巻きなんか、暑いのにね」
高橋 「(笑)襟巻き・・・・、いーねー。年寄りですよその言い方」
坂本 「(笑)あぁそうですか。ネッカチーフですか」
高橋 「誰がお化粧教えたんだろうね」
坂本 「僕うまくなりましたね、最近」
高橋 「うまいですねぇアラアラ」
坂本 「自分でやるんですよ」
高橋 「よくこれだけゴマかせると思うぐらい」
坂本 「えぇ、キャンバスですからこれ」
高橋 「(笑)」
坂本 「もう一曲、ですか」
高橋 「これは歌詞がいいですよ、やっぱり」
坂本 「そうですか。じゃあ自分で、紹介してくださいよ」
高橋 「はい。あのー英語でDISPOSABLE LOVE≠チていうんですけ  
    どタイトルは。DISPOSABLEってライターがあるでしょ」
坂本 「はい。使い捨てです。使い捨てラブですね」
高橋 「はい。彼女がボクにくれたソレは、使い捨てだったと」
(曲かかる)

(曲が終わり、続いて「フォト・ムジーク」流れる)
坂本 「そういうわけで今日はあの有名な、イエローマジックの(笑)、
    ドラマーの」
高橋 「いやボク歌手です」
坂本 「歌手の」
高橋 「キーボードも」
坂本 「キーボーディストの、ユキヒロ・タカハシを、えー呼びつけまして
(笑)、えー美声を聞いていただきましたが。
    えー、一言じゃあみなさんに」
高橋 「えーみなさんほんとに、こういう場所に出していただいて
    ボクはとっても嬉しいと思います」
坂本 「いやいやまぁ、それはいいです」
高橋 「これも坂本君のおかげです」
坂本 「いやアルバム・タイトルはわっと・みー・うぉーりー≠ナすね」
高橋 「うぉっと・みー・わーりー≠ナす。
    まぁどちらでもいいんですけど」
坂本 「なんか宣伝の番組みたいだな。じゃ、おやすみなさい」
と、最後は唐突に。

久々に聴いてみましたが、結構憶えてるもんですね。
当時相当聴いてましたからね。
今はテープですが、暇を見てMD化、また将来的には
CD-R化しようかなと思っとります。いやマジで。


アルコ堂からひとこと:本当にテープ起こしご苦労さまでした。
これ、大変なんですよねえ。感謝と共にありがとうございました。
こうして貴重なデータが蓄えられていくわけですね。
テープ起こしはくれぐれも無理しないでください。
ただ、アルコ堂に遊びに来てくださるだけでとてもありがたいのですから。
今だにサンストがリアルタイムに放送さている、という気分になれたらいいものです。


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