1984.5.22「デモテープ特集」

5/22放送 デモテープ特集
曲名 アーティスト名・出身地 「  」内は放送中の坂本龍一コメント
それ以外は華屋龍一(アルコ堂)の注
組曲「密林探検」より
Mad Captain
清田晃之+長井和也
「アートオブノイズ」・
新潟県
いつくかの叫びをテープループで反復させたもの。
「動物のせっけんが入ってました。どういう人たちなんでしょう(笑)」
CDデモテープ1ライナー訂正:バンド名が抜けている。
CHIKI CHIKI CHIKI
DO DO CHIKI CHIKI PA!
脳切(ノーカット)
野口龍一ほか三人
コンピュータの合成音をドラムに曲を作ったもの。
チキ、チキ、チキ、ドド、チキ、チキ、パを何度も繰り返す。
「リズムが悪いですね」

CDデモテープ1ライナー訂正:ノーカットのルビが抜けている。
かやの木の山の 福田美樹+映美
「炭鉱の子レーベル」・
北海道
戦メリサントラ「バタヴィア」に詩をつけたもの。
「ぼくたちは夕張最後の世代だ。そうですか」
CDデモテープ1ライナー訂正:炭鉱の子レーベルが抜けている。
祝い節・
新築祝いパーティー編
古堅朋子・
沖縄県
新築祝いをこっそり録音したもの。
「なぜ沖縄にひかれるのでしょうか」
番組のディレクター湊氏(当時・現WOWOW(?))と旅の回想。
CDデモテープ1ライナー訂正:祝い節が抜けている。
テクノポリス 初音由実・
東京都
テクノポリスに歌詞をつけたもの。
もともとテクノポリスには東京歌謡のイメージがある(細野晴臣)ことから、
ほとんど歌謡曲になってしまっている。
「最近はOLも自宅録音するんですね。どういう日常をおくっているのでしょう」
歌詞は
「真夜中の街
あなたはこない
いくら待っても
過ぎ去った夢
もう戻らない
ラララララ・・・」というもの
ご本人(初音由実さん)のお手紙はこちらへ
夜のガスパール 片桐由実子・
北海道
日本生命LIFEのCMに坂本氏が起用された時、
プレゼントされたレコードに収録された同曲に歌詞をつけたもの。
もちろん市販されていないが、チロル堂の未森さんは二枚所有しているはず。
ちなみにAサイドはきみについてが収録されている。
歌詞は
「リップの色は
風のように
自然に近い
ブルーのよう
チークの色は
子供のように
自然にあかるい
赤色だわ」というもの
「すごい日本語ですね」
「でも、リズムが分かりにくい曲なので努力賞。
今度は歌詞の方頑張ってください」
ふるふえ 六角香水瓶・
埼玉県
ある時期、一日一曲一分間と決めて録音したものの一曲。
「会社に勤めながら曲を作る、こういう方法もいいですね。手紙の文はいかにも会社員」
蛹化の女(女声二部合唱) 西尾公美子 戸川純の同曲を流しながらデュエットしたもの
「声が可愛いので採用しました」
花子の世界Uより
「黄色い地面が動めいて」
紅林花子 「バックのオケのけだるさは変なものがある。
奇をてらった異常ではなく、偶然できてしまった異常さがあります
バッキングコードが妙ですね」
CDデモテープ1ライナー訂正:花子の世界Uが抜けている
逆メリークリスマスミスターローレンス 佐々木朋子・
青森県
同曲を逆から弾いているもの。
「クラシックでは作曲法のひとつにある。
偶然できたんでしょうか。アイデア賞と演奏に努力賞
いろんな曲でやってみても面白いかも」
デモテープ1に収録されている。
ちょーでんじ・アヘオヘ 小野政幸+高橋幸彦ほか・
新潟県
こんなのはモーの第二弾と手紙にはあるが。
「気楽に作ってくれよな、君たち。プロには絶対できないんだから」
「これを聴いて改めてデモテープのアルバムを作ってあげたくなりました。
自分のアルバム(注:音楽図鑑)を作ってから考えてみよう」
ちなみに超電磁ロボコンバトラーXが元ネタかな?
MARBLE WATER 岡元清郎・
三重県
「さえてますよ、これは。家に居候しなさい(笑)」と御満悦状態の坂本氏。
手紙には家族の反応が違うようになったということが書かれている。
日本生命のテレビCMに好反応とのこと。同CMには薪割り編、アイロン編などがある
デモテープ1に収録されている。
三浦氏証言、疑惑の銃弾 佐藤和代・
滋賀県
歌謡曲をコラージュして曲を作ったもの
しかし、三浦氏って知っている人いるんだろうか?今。
イマジナリー・ドール ジュラン サウンドデザイン45−1142−4(廃盤)

放送内容など

ジュランのイマージナリー・ドールで終わり。
「メジャーになるのもいいけれど・・・。みんな面白いものを送ってください」とコメント。

デモテープを送る際には過剰包装は止めてください。また返却も不可。切実な話あり

YOUの100回記念が近付いているとの告示もあり。
(注:土曜日にNHK教育で放映されていた番組。総合司会が糸井重里。後に日比野克彦と笑福亭鶴瓶
毎回テーマを決めて若者たちと話し合いの場が設けられた番組だった。
タイトル曲、エンディング曲を坂本氏が担当、またタイトルバックイラストを大友克洋が担当)

参考資料:オンエアされたテープ、CDデモ・テープ1、当時の記録ノート


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