1984.10.16「デモテープ特集」

10/16放送 デモテープ特集
曲名 アーティスト名・出身地 「  」内は放送中の坂本龍一コメント
それ以外は華屋龍一(アルコ堂)の注
ファイヤークラッカー 井口拓自・
神奈川県
YMOの同曲、イントロ部分とエンディング部分をつなげただけのもの
「だめだよ、勉強しなきゃ」の一言
ファイヤークラッカー
by Funny Beat
Invaders
村上裕・
京都府
口でシンセサイザー。これもYMO同曲コピー
「かなりひどいですね。今回はいつもの状態に戻っています。前回が秀逸だったんですね」
給食の時間 松田−シーケンシャル−和弘・
大阪府
給食の時間をシミュレーションしたもの。
「声が可愛くて採用しました」
自然への郷愁 浜村昌子・
神戸市
オリエンタル調の曲。
本人は民族音楽が好きだということでそれ風になった。
「完全にいつもの調子に戻っています」
ミスタージャイアンツ
長島のうた
星野忠浩+南澤尚善 細野晴臣フィルハーモニーからピクニックのリズム。
それに彼らが作った絵かき歌を乗せたもの。
幼なじみの男二人が自宅で録音している図を想像した坂本氏、
「陰惨な図。もうすこし体にいいことをしなさい」と一言。
「年が知りたいね」
マーブルウォーター 小林美樹・
東京都
岡元くんの曲、マーブルウォーターに歌詞をつけたもの
歌詞は、
「ポストの中に一つ入れた
封を切って中をみる
早くきて早く見て
中で水が回っている
今じゃないともう見れない
初めて見たこんなレター
透明な水じゃつまらないから
夕日拾って中に写した・・・以下略」
「可愛い声ですね。だれもいないのを見計らってこっそり録ったというのもいい」
ちゅうりっぷ 三上直子・
前橋市
ちゅうりっぷの歌を矢野顕子風にピアノと歌で歌ったもの
「よく研究している。せっかくなら歌がうまく聞こえるように録音した方がいいかな。
あと、音と音をつなげるような歌唱をしたら完璧」
死を呼ぶオルゴール 無記名・
東京都
YMOのキャスタリアをかけながら怖い話をするもの。
「出演者、私の妹。かわいいですね。もっと聴きたいけれど時間がない」
ちなみに学研の5年の学習を参考にしたという手紙。
Finality 大鳥寿美子・
神奈川県
彼女が所属している伝令RNAというバンドによる即興演奏。
「もっと聴いてみたい。面白いですね」
NHK トゥングース語講座
ILLUSION
紅林花子 逆メリークリスマスミスターローレンスをさらにテープ逆回転で元に戻したもの。
結果、曲はほぼ元に戻り、坂本氏の声が逆になり中国語に聞こえるもの。
「トリッキーな試みですね」
ここで彼女から提案(岡元さんやかしくれの彼をゲストに呼んで下さい)があり、84年12月18日に電話で出演することになる。
プレッシャー レボリューションバンド はい、いいえの彼女たちが、デモテープができねーぞーと歌っているもの
「そんなに簡単にプレッシャーを感じないで。僕なんかどうなっちゃうの?」
メンバー、ナッツ、チャコ、ノブの写真が手紙に同封されていました
はじめまして 小口弘之・
仙台市
「これは誰でしょう?岡元くんです・・・、違うんだなあ、これが」
前回、前前回の放送を聴いてこれならぼくにも出来ると岡元節が蔓延しているとコメント。
それだけ、影響力があったということでもある。
He Gonna Warking 岡元清郎 本家本元で、コードが展開に次ぐ展開という例のものですが・・・、
「これも8ビートですね。別タイプのものにも挑戦してみよう」とのお言葉。
ぼうが一本あったとさ 蓑田郎子(みこと)・
宮城県
戦場のメリークリスマスサントラ、種子の種を蒔く人と絵かき歌コックさんを合わせたもの。
デモテープ1に収録されています
ピアニスト 村松慎一・
愛知県
授業中に作った変拍子の曲。
「DX7で作ったのかな」
この音、本当に全盛を極めました。
歌謡曲なんて、これで作らない曲はないんじゃないかというほど蔓延しました。
蛹化の女 中平千尋
・長野県
文化祭でクラスで歌ったもの。
サウンドストリートでかかることを前提に録音したもの。
「気持ち悪いなあ」

放送内容など

今回、放送事故で片方のチャンネルから声が聞こえなかった。音楽はしっかりしステレオだったのだが・・・。
また、二週間分を一回で録ったようだ。(10月9日放送分と) 今回、デモテープ必勝法が仙台のリスナーから送られたので紹介。

必要条件として
包装は安全確実ただし過剰方法はやめましょう。
曲は1分以内にアピールしましょう。長いだけはだめ
これはという曲を録音しましょう。何曲もいれても採用は一曲

充分条件として
坂本氏に気にいられること。
変わっていて目立っていること。(音に限らず、手紙でも可)
曲が完璧であること(毎回、1〜2曲ある)
人のやらないことをやっていて、努力の跡があること

その他注意事項
一発屋は、それ限り。同じことをやってもだめ。
という必勝法に基づき送ってきたデモテープだったが、
「本人のものはかけません。もっと努力したまえ」だって(笑)

今週のお言葉「こういう調子で盛り上がっていきましょう」

デモテープ1ライナーの訂正:「ネコサ」前川順子はオンエアされませんでした。
岡元清郎くんの曲は「CONVULSIONS」ではなくて、「He Gonna Warking」が正しい。

参考資料:オンエアされたテープ、CDデモ・テープ1、当時の記録ノート


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