メディア日記2002年11月へ
メディア日記2003年01月へ
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
COL-CD-7492
「アカデミー・アワード・ウィナーズ
2002リリース(輸入盤)
|
レス・バクスターのワーナー時代、1963年の映画音楽レパートリー集と 同年のエキゾ・イージーをカップリングしたCD。 映画音楽集は「酒とバラの日々」「アラビアのロレンス」などのおなじみのメロディを 少しエキゾのスパイスをふりまいたムード音楽オーケストラ。 後半はアップテンポの楽しい南国風味イージリスニング。 さまざまなリズムが登場するのも楽しいところ。 やっぱりエキゾはいい。 というよりレス・バクスターの音楽が好きということか。 特に後半の「ソウル・オブ・ザ・ドラムス」はまさに、 レス・バクスターのもう一つの本領発揮。 残念ながら一番の目的である、 彼のスペースモノを発見することができないでいるのが残念だが、 まずは少しずつ収集することにしようか。 時間は限られてはいるが、それは仕方がないこと。 大切なことは強く思うこと。望みはきっと叶うのだと信じたい。 ということで代理に購入してくださる人というか職業の人はいないのだろうか。 これは絶対便利だと思うのだが、手数料が大変になるかあ…。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・CD「POP MUSIC/杉真理」
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
PHCF-3503
「ミュージック・フォー・エアポーツ
1998.06.01リリース
|
アンビエント・ミュージックのゴッドファーザー、 ブライアン・イーノの代表作<ミュージック・フォー・エアポーツ>(1978年)。 本作では、NYのアヴァンギャルドなパフォーマンス・グループ、バン・オン・ア・キャン がその名曲をカヴァー。 連続性の中で生まれる偶然性、 ライヴ録音から生まれる自然な心地よい歪みが相成って、 浮遊感のあるサウンドスケープを作り出しています。 (CD帯解説文より一部引用) カバーものでオリジナルを超えた作品に あまり出合ったことがない。 このアルバムについても存在こそ知っていたが、 オリジナルが好きなだけに、期待を裏切られるのが怖くて、 買い控えていた。 結論から言えば、 オリジナルであるブライアン・イーノ版の 無機的な雰囲気が皆無になってしまい、 非常に残念というのが正直な気持ち。 より肉感的な音楽になってしまい、 オリジナルの持ち味がない気がする。 とはいうものの、実験的な音楽が再演されたということ自体、 むしろ積極的に評価すべきなのかもしれない。 いわゆるマニアだけが知っていて評価するという考えではなくて、 再演の機会にきちんと再評価を行い、一般に対してアピールするということ。 そう考えることができさえすれば、この再演にも意味が出てくる気がする。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・CD「CANDY/松田聖子」
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
・コンサート 「遊佐未森 TRAVELOGUE tour」
2002.12.01−渋谷AX
|
遊佐未森の音楽から卒業、という意識で過ごしたこの一年。 アルバム自体、「檸檬」「TRAVELOGUE」と二枚発売されたものの、 今ひとつ乗り気になれなかったこの一年。 結局のところ遊佐の音楽と自分の嗜好との乖離がその原因。 遊佐自身の音楽も刻々と変化するだろうし、 聞き手側のこちらの音楽嗜好も当然変化し続ける。 十年の歳月は人を変えるのには十分な時間なのだ。 基本的に音楽が好きでCDを買い続けているという部分は変わらないのだが…。 ライヴについても毎回参加していた全国ツアーに参加する気がなくなったため、 チケットの手配もしなかったという有様。 おそらく某メーリングリスト関係者からのチケット譲渡がなければ、 遊佐未森音楽離れは確実だったのではと思う。 結論から言えば、参加してことで再び遊佐音楽と邂逅することができたという気がする。 いわば原点回帰とでもいうべきものか。 自分は遊佐音楽の中に何を感じていたのか。 それは音楽に対する真摯なまでの姿勢、歌うことに対する力というようなものではなかったのか。 もちろん初期の人工的に作られた遊佐未森という一つの幻想に対する言いようのない感情はある。 むしろそのイメージで音楽を聴いてきたという気がする。 だが、それはあくまでも一つの方法論に過ぎず、 根底には前記の、姿勢であり、力というようなものに共感していたのだ、おそらく。 個人的に、遊佐もよかったが、羽毛田氏のピアノ演奏を聴くことができたことも大きかった。 編曲を担当した制服向上委員会インタビューでの発言「原点はYMO…」うんぬんから彼の音楽仕事を 追いかけてきたが、ここで出会うことが出来たのは非常に幸福なことだった。演奏も素晴らしかった。 余談だが、遊佐コンサートの翌日(12/3)、 奇しくもYMOの三人が同じステージに勢ぞろいしたこともなにか奇縁を感じる。 2002年という一年が結果的に遊佐音楽に対する回顧と再生の一年だったとするならば、 2003年は一体どんな年になるのだろうか。 再び新たな気持ちで遊佐音楽にふれられることに喜びを感じる、そんな年になりそうな予感がする。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・DVD「スターウォーズエピソードU・クローンの攻撃」
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
・CD
MHCL-193-4
2002.11.20リリース
|
松浦雅也氏の音色に対する意識が刻々と変化していく様を シングル盤発表順に追っていくという楽しみが一つ。 同時に松浦流ポップスが持っているマジックが少しずつ 解き明かされていくスリリングな感覚が一つ。 久しぶりに発売されたサイズの二枚組ベストCDは、 サイズの魅力が詰め込まれた豪華な作品集に仕上がった。 そういえばサイズのベストアルバムがオリジナルのままで発売されたのは今回が初めてではないか。 ベストアルバムはいくつか発売されてはいるが、 毎回アレンジを変更しているためオリジナルを聴きたいファンにとっては、 若干物足りなかった気がする。 やはり「womanS」のドラムはフェアライトの荒い音でなければいけないし、 初期サイズは音色が魅力の一つだけに、 アコースティックヴァージョンでは刺激に欠ける。 そういう意味でも貴重な一枚といえよう。 それにしてもこのベストシリーズになぜサイズが 入ることになったのかが不思議といえば不思議。 他のラインアップを見る限り、サイズは特殊という気がする。 (山口百恵、キャンディーズ、天地真理、太田裕美等など) CDを購入する主な層はやはり10代から20代にかけてというのは紛れもない事実。 だがその世代だけにアピールするモノばかり作っていては…という思いが、 30代〜40代の音楽ファンが満足できるCDづくりへとつながっていくならばいいのだが。 …あまり期待はできないけれど。 もっとも大きな流れがレコード会社先導によって生まれなくても、 自分の好きな音楽、嗜好にあった音楽はいくらでも存在しているのもまた確実に言えること。 大きな力によって管理された音楽だけが音楽ではないのだから。 せめて音楽くらいは自分で選んで自分で思う存分聴きたい。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・CD「CM TRACKS/EPO」
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
・CD
SRCL-5492-3
2002.11.20リリース
|
1985年にリリースされたクリスマスアルバムの傑作が再発された。 しかもプロモーションDVD付きというもの。杉真理が中心に製作しただけあって、 毒がない良質のポップスアルバムに仕上がっている。 参加アーティストは杉真理、南佳孝、ハイファイ・セット、須藤薫、サイズ、 楠瀬誠志郎、ピチカート・ファイヴなど。 サイズ、松浦氏の活躍が目立つのもまた時代か。 当時のいかにもCBSソニー的な音がする。 テクノという技術が完全にポップスフィールドに組み込まれた、そんな音づくりが感じられる。 クリスマスアルバムといえばアルコ堂的には、 まず¥ENレーベル所属アーティストによる「WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS」が挙げられるだろうが、 同じクリスマスをテーマにしていながら、音楽の方向性が違うのが面白い。 例えれば「WE…」がクリスマスの印象を取り上げ、 「WINTER…」がクリスマスの雰囲気を取り上げたアルバムだといえるだろう。 好みの問題からすれば前者が好きだが、 アルバムの完成度、各々の楽曲のよさなど相対的に比較してみれば、 いづれも甲乙つけがたく、好企画アルバムだといえるのは確か。もうすぐクリスマス。 一番好きなクリスマスアルバムは何か、改めて聴き直してみるのも一考か。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・DVD「帰ってきたウルトラマン1,2,3」
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
・CD
PCD−7222
2002.02.25リリース
|
ディスコ歌謡という言葉の放ついかがわしさと、 いかにも芸能界という雰囲気がこの企画モノCDシリーズから濃密に感じられる。 喫茶ロックやシティポップス、テクノポップほど後々に影響を与えるわけでもない、 ただ時代が泡のごとく生みだした音楽と言い切ってしまうのはいささか乱暴か。 もっとも時代の徒花と一言に切り捨てるにはあまりにも惜しい魅力をも兼ねそろえているのも確かではある。 例えば最初から曲そのものがエバグリーン化する要素を持っていないため、 時代が曲そのもの(曲タイトルや歌詞、音楽自体の空気感)に封印されるということ。 それも西暦ではなく昭和の空気感もしくは時代の匂い、風光明媚な美しい日本ではなく、 社会風俗が色濃く表れているかつての日本の姿がそのまま存在しているといえる。 同時に雑誌文化を愛する者にとって実はこの下世話だと思われている曲が 詰め込まれているディスコ歌謡シリーズは音としての雑誌文化でもある。 一般書籍とは違い雑誌は定期的に刊行されるため、時代に敏感でなければ生き残ることはできない。 いわば雑誌は時代の記録書ともいえるのだが、このシリーズにもそれを感じる。いささか誉めすぎか。 というような御託よりまずは一聴することをオススメしたい。 浅野ゆう子の「サマーチャンピオン」、西城秀樹の「ホップ・ステップ・ジャンプ」、 ニック・ニューサーの「ダンシング」など…一気に70年代へトリップできること請け合い。 洗練こそされていないが、確実に力があった時代が一望できるはず。 ただそこで新しい何かを得ることができるか、深い脱力感に包まれるかはまた別の話、ではあるのだが。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・書籍「特撮黙示録1995−2001/切通理作」太田出版
|
| メディア・タイトル | 感想(その日の気分)・備考など |
|---|---|
|
・CD
AVCT−10078〜9
2000.06.28リリース
|
ずっと購入する事を躊躇していたこのサウンドトラックアルバム。 近所のCDショップ企画新品CD半額セールリストに入っていたので購入。 考えてればサウンドトラックはついつい後回しになってしまう。 まずドラマ自体を見ていないということ、 そしていわゆる「お仕事」という雰囲気が今ひとつ好きになれないこと。 もっともそういうものはごく例外であり、 大抵のものはしっかりとしたつくりになっているが、 多数の曲を短期間で作らざるを得ないため、 厳選された十曲程度が収録される、アルバムと比較すると見劣りするのもまた事実。 とはいうものの、さすがは60〜70年代ポップスを知り尽くしている鴨宮諒氏、 このアルバムにはツボを押さえた楽曲がズラリと並んでいる。 もはや引用云々という言葉より、自分の中の引き出しに仕舞い込まれている、 ポップスの魔法を解き放っているという趣向すら感じられる。 先日紹介した高浪氏による「ちょびっツ」サウンドトラックに近い、といえばいいだろうか。 初期〜中期ピチカートファイヴが一番好きなのだが、 彼らの音楽エッセンスが好きだったのだなと再認識。 もっともリーダーであるところの小西氏は、 それだけに留まることを良しとはしなかったという解釈もできるのだが。 いずれにしろピチカートファイヴというポップスの魅力を知り尽くした数少ないバンドが なくなったのは痛い。 さて本CD。できれば曲ごとの解説をしてほしかった気がする。 もっとも購入する層を推定するならば、 過剰な内容なのかもしれないが…。 逆に購入層が読めないモノにこそ必要なのかもしれない。
|
|
|
▼本日のインプットメディア▼
・書籍「海を見る人/小林泰三」早川書房
|
メディア日記2002年11月へ
メディア日記2003年01月へ

mimo1983への