1983アルコ堂メディア日記
4月前半分


このページは未森幸月がその日体験したメディアを紹介するものです。

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1999.4.1

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「メディスン
・コンピレーション」
/細野晴臣
ブライアン・イーノのアンビエントシリーズ5といってもいいようなアルバム。 ララージの弦の音が非常に心地よい。原田知世氏いわく「オヤスミの音楽」
「メディスン・ミックス」はほとんど再生YMOのディスクに収録されていてもおかしくない出来。
・1993年
CD発売


1999.4.2

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「DSP HOLIDAY」
/HAT
何度聴いてもいい感じ。
細野晴臣氏がコチン・ムーン発表後、 YMOを結成しなかったらという もう一つのテクノ史が想像できる内容。
子賃・ムーンでマーティンデニーな一枚。
・1998年
CD発売
BOOK 「G3−EXPRESS」
/角川書店刊
スタッフ、出演者が語る「ガメラ3−邪神覚醒」の全貌。 「月刊ニュータイプ」のリレー連載「ガメラ通信」を単行本化。 あわせて金子修介監督のエッセイ「東京電影公司」と、 平成ガメラ3部作完結記念「前田真宏VS原口智生」対談を収録した本。
それにしても早くDVD化を望みたいもの。
・1999年
発売


1999.4.3

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「シークレット・ウィッシュ+4」
/プロパガンダ
ZTTレーベル十周年を記念して、ZTTから発売されたアルバムのうち、 何枚か再発されたが、そのうちの一枚。

内容は、LP盤音源収録&12インチヴージョンを特別収録したもの。 特に特別収録分がこのディスクの売り。

それにしても何度聴いても色褪せないアルバム。 フリッツ・ラングの映画、エドカー・アラン・ポーの詩にインスパイアされた、 未来派的硬質な音響世界はいかにもZTTレーベル的な存在だった。 しかも、難解なだけでなく、実にポップさをも同時に展開しているという、 実に奇蹟のようなグループだったと再認識。

何度も言うが坂本龍一氏の「未来派野郎(特にBサイド)」、 砂原良徳氏の音が好きな人は必聴することをオススメしたい。

・1994年
CD発売


1999.4.4

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「裏庭」
/外間隆史
遊佐未森、オリガ、ジェーン・シベリー、古賀森男などなど、 いわゆる外間人脈が多数参加しているアルバム。 何度聴いても和む。 それにしても遊佐未森のアルバム「庭」と非常に似たつくり(タイトルから曲名まで)なのは、 意図したことなのだろうか?。 両方のファンにとっては、両方聴いて比較する楽しみがたまらない。 ・1999年
CD発売
CD 「ハルモニオデオン」
/遊佐未森
なんといっても、このアルバムが個人的には遊佐未森の最高傑作だと思うし、 彼女のイメージが確定してしまった一枚である。 ジャケット、デザイン、音楽、詞、ブックレットなど 遊佐未森というイメージを徹底的に作り上げようとする部分が、 現在の遊佐未森にはない部分だと思う。 ・1989年
CD発売


1999.4.5

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「AVENTURE」
/大貫妙子
「MIGNONNE」「ROMANTIQE」と本作によって、 ヨーロピアンサウンドを確立した彼女。 このあとのアルバム「cliche」(最高傑作!)、「SIGNIFIE」と、 更にこの路線が追求されるのだが、それはまた別の話。
本作の聴き所はやはり「恋人たちの明日」と「愛の行方」という対極的な楽曲にあると思う。 坂本龍一による両のアレンジがそれぞれの楽曲の世界を作り上げていることは間違いないが、 彼女の二面性をも表している。
余談であるが、この路線は今だに好きなので、ぜひ続けて欲しかったのだが・・・。
・1981年
LP発売
CD 「戦場のメリークリスマス
サウンドトラック」
/坂本龍一
1983年発売以来、この時期になると必ず聴くアルバム。 教授の代表作といっても過言ではないだろう。 表題曲をサウンドストリートで初めて聴いた時のことはいつまでも忘れないだろう。 プロフェット5を究極まで使い込んだアルバムとしても有名。 ・1983年
LP発売


1999.4.6

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「キモノステレオ」
/飯島真理
このアルバムは1986年春集中的に聴いたアルバムの一つ。 (ちなみに「シークレットウッィシュ/プロパガンダ」、「カミング・スーン/大貫妙子」、 「峠のわが家/矢野顕子」、「未来派野郎/坂本龍一」がこの時期聴き込んだアルバムたち) やはり、春になると無性に聴きたくなる。 どの曲もポップで軽快な感じ。 この時期の彼女の音楽は、イギリス的なサウンドを展開していて非常に好き。 サブタイトルが「グレイ」だけあって、ポップではあるのだけれど、 独特のクールさも秘めている。 「ピンクのルージュ」は飯島真理ポップ極まるという感じでオススメしておきたい。 ・1985年
CD発売
CD 「カミング・スーン」
/大貫妙子
いわゆる「NHKみんなのうた」的世界が展開しているアルバム。 ジャケットの赤外写真風ポートレイトはかなり原田知世していていい感じ。 坂本龍一氏のアレンジはいうまでもないが、 個人的には清水信之氏の職人芸が光っているアレンジに特に注目したい。 軽快な大貫妙子が体験したい方にはかなりオススメできるアルバム。 ・1986年
CD発売


1999.4.7

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「タイム・アンド・プレイス」
/高橋幸宏バンドライヴ
なんと言ってもこのアルバムでしか聴けない「ハピネス・イズ・ハプニング」が聴きどころ。 いわゆる「君にサープライズ」的なサウンドが展開されていて、 「ぼく大丈夫」路線とこの手の幸宏サウンドが好きな自分としては、 かなり気に入っている曲。 ・1984年
LP発売
CD 「キルトに綴る愛
オリジナル・サウンドトラック」
/トーマス・ニューマン
ウィノナ・ライダー主演のこの映画も個人的にかなり好きです。 語り出すと長くなるので、別の機会にでも。 ・1996年
CD発売


1999.4.8

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「マシュ・ケ・ナダ」
/セルジオ・メンデスとブラジル66
何度聴いても聴き飽きないアルバムの一つ。 大ヒット曲「マシュ・ケ・ナダ」を初め、 「ワン・ノート・サンバ」、「おいしい水」など ボサノバボーカルものが多数収録されている。 最新の雑誌「グルーヴ」誌にも彼らのミニ特集が組まれていたが、 彼らの音楽はいわゆる基本モノ。 ・1966年
LP発売
CD 「ex:el」
/808ステイト
非常に懐かしいサウンドしてます。 一世を風靡したけれど最近活動しているのでしょうか?。 当時、ZTTレーベルから発売したということで、 聴いた覚えがあるけれど、 初期ZTTサウンド(プロパガンダ、アート・オブ・ノイズなど)が 好きな自分としては、物足りなかった覚えがある。 とはいうものの収録曲の一つ「LIFT」は今だに愛聴しています。 ・1991年
CD発売


1999.4.9

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
LP 「おしゃれTV」
/おしゃれTV
野見祐二氏が率いていた「おしゃれTV」。 非常に好きなサウンドだったのだけれど、 どうやら5月8日にCDとして再発されるようで、 非常に嬉しい限り。 特にB面に収録されている「アジアの恋」が、 高音質で聴くことができるのだ。 ・1986年
LP発売
CD 「アンビエント2」
/オムニバス(輸入盤)
同シリーズ1に続き、割に新し目のアンビエントテイスト曲が収録されている。 ヴァージンレコードだけに、坂本氏のビューティーからも一曲収録。 それにしても、メジャー系でこれだけのアーティストが活動できている、 イギリスという国の懐の広さには感心させられる。 ・1993年
CD発売


1999.4.10

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「newly」
/スピリチュアル・ヴァイブス
スティーヴ・ライヒのリミックスアルバムにも参加している、 竹村延和氏の音楽に初めてふれたのがこのアルバムから。 (実はこのアルバムリミックスものだったりしますが) このアルバムに限らず、彼が主宰している「スピリチュアル・ヴァイブス」の音楽は、 春から初夏にかけて聴くと実にすがすがしい気分になれる。 これもこの時期定番もの。 ・1994年
CD発売
CD 「さびしんぼう
オリジナルサウンドトラック」
/宮崎尚志
大林宣彦監督デビュー20周年を記念して、 過去の映像作品がビデオ化されたが、 この映画音楽CD化もその一環。 この映画は個人的にもベスト1ではないかと思う作品で、 何かと思い出深い。

それにしてもバップのサウンドトラック発掘シリーズは、 内容が非常に充実していて、音楽の選択もマニアのツボを押さえているというのか、 実に待望のと形容するしかないほど素晴らしいと感じている。 この調子で、日本映画、およびテレビシリーズの未知なる音楽発掘に今後も全力を尽くして欲しいもの。

個人的に希望するならば、1970年代の青春ドラマもの、1980年代学園ドラマもの、 などの体系化に大いに期待したいと思っている。

・1998年
CD発売


1999.4.11

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「MYRRH」
/aroma sonoraシリーズ
日本音楽教育センター企画・販売、 細野晴臣監修、選曲、構成八枚組みCDシリーズの第三弾 「aroma sonora」の中の一枚。

第一弾が民俗音楽全集「地球の声」、 第二弾が世界の音楽全集「美しい時」、 そしてこの第三弾ではアンビエント系の音楽を中心にセレクションしている。 このディスク「MYRRH」では、ブライアン・イーノ系の音楽を選曲していて、 これ一枚で彼らの活動の一部が分かる構成になっている。 アンビエントはここから始まったのだ。

それにしても、細野晴臣氏のこの一連のシリーズは非常に素晴らしいと思う。 もっとこの仕事ぶりが評価されてもいいのではないだろうか?。

・1996年
CD発売


1999.4.12

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ソロウ・アンド・スマイル」
/高野寛
このアルバムには坂本龍一をはじめ、高橋幸宏、テイトウワ、小山田圭吾など、 多彩なゲスト陣を迎えて制作されている。 前作が個人的にはしっくりとしなかっただけに、 このアルバムを聴いた時は非常に嬉しかった記憶がある。

どの曲も余裕があるというか、楽しく音を作り上げているという感じがして、 非常に好感がもてる出来。 なんといっても、オールオーバー・スターティングオーバーは、 ソリトンサイドBのテーマでもあり、ひたすら涙。

・1995年
CD発売


1999.4.13

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「水色」
/遊佐未森
このアルバムを聴くたび、あのナイトノイズと共演したコンサートツアーを思い出す。 なんといっても小規模な会場(一部)で公演を行った関係上、 演奏者達との距離が極端に短く、実に親近感を持ったことを思い出す。
コンサートでのナイトノイズとの共演は今のところこれで終ったが、 あの空気感は何とも気持ちが良いものだっただけに、 再度取り組んでほしいものである。

このアルバムは、高野寛による書き下ろし作品が収録されているところが、 両方のファンである自分にとって実に好感が持てたりするのだった。

・1994年
CD発売


1999.4.14

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ライヒ・リミックス」
/スティーヴ・ライヒ
ミニマル中毒者で、現代音楽が好き。テクノが好きでリミックスものが大好き。 こんな自分にとってこのアルバムは非常に素晴らしい企画である。

そもそもオリジナルが良く、リミックスを手がけているメンツがライヒに敬意を示し、 しかもリミックスについてライヒがチェックしているとなれば、 悪いはずがないではないか。(若干好き嫌いの好みがあるだろうが)

リミックスを担当しているメンバーについても、実に日本よりというか、 日本のファンが好みそうな感じ。ケン・イシイ、竹村延和らも参加している。

いずれにしろ、このアルバムを発表したことにより、 今まで以上に幅広い層にアピールしそうなライヒ。 現在20世紀を総括する作品を制作中とのこと。 今後の活動が非常に楽しみな現代音楽家である。

・1999年
CD発売


1999.4.15

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ドラミング」
/スティーヴ・ライヒ
何度となく反復が繰り返される打楽器のリズムには、 彼のいうところの民族音楽の構造を自分流に解釈、再現したというところか。 確かに架空の南国の雰囲気を模倣しているマーティン・デニーが批判されるわけである。 個人的には両方も好きなので逆に彼らの方法論が一つに合致した音楽が作り出されるとするならば、 これほど自分好みのエキゾサウンドが出来るのだが。 ライヒが考案した「漸次位相変移過程」を充分味わっていただきたい。 ・1987年
発売
CD 「六重奏曲、六台のマリンバ」
/スティーヴ・ライヒ
最強のパーカッション・アンサンブル・グループ「ネクサス」による演奏は いつ聴いても精神を高揚させる。 ・1986年
発売
CD 「心に花を咲かせて」
/恋花
歌詞は嫌いだけど、サウンドが実に素晴らしいと思う。 誇大アジア幻想が広がっているというか。 グートが終了(?)した今、彼らの活動はどうなってしまうのだろうか? ・1997年
発売


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