1983アルコ堂メディア日記
7月後半分


このページは未森幸月がその日体験したメディアを紹介するものです。

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1999.7.15

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ラ・パンセ」
/高橋幸宏

高橋流サンプリングミュージック。 例のカルトQ出題のテーマ(笑)も収録されている。

サンプリングものを聴く楽しみのひとつに、 音色選びのセンスがあると思う。 ある意味で無限に存在する音から、 特定の音を選択するわけだから、 作業に終わりはないような気がする。

そういう意味でこのアルバムは、 実に高橋幸宏的なセンスにあふれている好ディスクといえるのではないか?。

・1987年
5月21日
CD発売
CD 「エンドレス・トーキング」
/細野晴臣

ジェノヴァ・インスタレーション参加作品。

小動物のような13体の造形物の写真を見ながら、 即興的に作った音楽をCD化したもの。 時間的制限もあり音源はほとんどサンプリング。

その造形物はジェノヴァの公園で静かに佇みながら、 エンドレス・テープに録音されたこれらの音楽を奏でた。

「自然に生息する音。 ジェノヴァの公園、 既に誰もいなくなった薄暗い夕暮れ、 鳥や猫の鳴き声に溶け合って 小動物のような造形物から音が流れるのを聞いて、 急にいとおしくなった」 という細野晴臣氏自身の言葉にこのプロジェクトの すべてが託されているように思う。

余談だが、細野晴臣氏の「銀河鉄道の夜サントラ」の 裏バージョンとして個人的に親しんでいる作品でもある。 細野晴臣氏のサンプリングアルバムといえば、 「フィルハーモニー」をイメージすることが多いが、 このアルバムも忘れることができないアルバムの一つ。

・1985年
12月16日
CD発売


1999.7.16

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「未来派野郎」
/坂本龍一

坂本氏のサンプリングミュージックの代表作として この作品をあげないわけにはいかないだろう。 全編で使用されている劣化させたサンプリング音は、 ほとんど快感ですらある。

坂本氏の音楽が癒し系としてもてはやされているが、 こういう「クール」で「過激」な音楽を作る坂本氏も好きなアルコ堂としては、 今後も未来派のような作品が作られることを切に祈りたい。

・1986年
CD発売
CD 「SHRI CAMEL」
/テリー・ライリー

現代音楽の巨匠であるテリー・ライリーの作品。

ヤマハのYC−45−Dというエレクトリックオルガンを微分音程に改造し、 果てしないドローンに乗せて即興的なフレーズを一定の周期で繰りかえしている。

癒しの音楽と一言でいってしまうのは嫌いなのだが、 確かに精神的に静かな気持ちになれることは確かである。

・1980年
LP発売


1999.7.17

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「NICE AGE」
/COSMIC VILLAGE

初期YMO作品のカヴァーアルバム。

以前にもこの日記で書いた気がするのだが、 原曲のイメージを壊さないようにカヴァーする場合と、 イメージを生かしながら自分たちの作品の要素を付加する場合と、 全く元のイメージを破壊してしまう場合があると思う。 (まあもっと分類する気になればできるのだろうが) 自分としては元曲のイメージを損なわないものが好きなのだが。 そういう意味では本作の完成度はどうなのだろうか?。

しかし、初期作品を独自に解釈した作品より、 後期の作品についてカヴァーしたものが聴きたい。 特に「サーヴィス」。絶対にクールなものになると思うのだが・・・。 まあ、細野晴臣氏のあの味のあるベース(特にリンボ)は絶対再現不可能ではないだろうか?。

・1998年
2月25日
CD発売
CD 「POP RATIO」
/ナイス・ミュージック

このCDはアルコ堂の推奨アルバムにしたいと思う。 ほとんど毎日聴いている作品。 ナイス・ミュージックがアレンジを担当した テクノポップ風味あふれる楽曲数曲はほとんどアルコ堂のテーマ曲か?。 (「KISSはカラーポップ」「Venus Summer」 「恋はミルキーウェイ」「心の鏡」などは曲&アレンジ&音色とも完璧)

ここまでベタ褒めするのもどうかとは思うが、いいものはいいとしかいえない。 90年代のシンセを中心にしたポップな音楽はスカばかりだと思っていたが、 とんでもないという事実に驚くこと必至。 機会があったらぜひとも!。

・1995年
10月21日
CD発売


1999.7.18

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ハイ・テック/U.S.クライム」
/YMO

当時再生騒ぎもあり、よく聴いた覚えがあるが、 今にして思うとオリジナル作品を愛しているアーティストが リミックスした作品とは思えないため、ほとんどの作品から愛情が感じられない。 時代の徒花という感じもして、悲しい気持ちになってしまったアルバム。

今日の言葉:オリジナルを聴こう。

・1993年
9月21日
CD発売
CD 「Esperanto」
/坂本龍一

坂本流サンプリングミュージックの代表作品といえば、 いわずとしれした「未来派野郎」とこの「エスペラント」があげられるのではないか。 特に一曲目「A WONGGA DANCE SONG」は、 音色もさることながら、音圧が素晴らしい。 なるべく、大音響で楽しんでいただきたい。

またサンプリングミュージックはヘッドホンで聴くことを同時にオススメしたい。 ここではないどこか、アーティストが作り出す音の世界に浸れることが確実。

音だけで別の世界、この世界のどこにもない、 音だけが作り出すことができる世界を体験できるとは素晴らしいことではないか?。

・1985年
CD発売
CD 「FANTASMA」
/コーネリアス

ヘッドホンで楽しむことができる音の世界を体験するならば、 このアルバムも素晴らしい出来ではないかと思う。

某誌でも紹介されていたが、このアルバムをヘッドホンで聴く場合は、 日常の雑事を終えて一時間弱の旅に出る気持ちで聴いてほしいもの。 また、元の音の引用先を想像するのも楽しいかも。

やはり、アルコ堂は「犬」派というより「猿」派ということで。

・1997年
8月6日
初回限定CD発売
CD 「CHILL OUT」
/The KLF

音だけで架空の音空間を作り上げること。 そして音空間にとどまらず、架空の風景が あたかも目の前に広がるようなそんなアンビエント作品。 90年代はこの作品がある意味で吸引していったような気がしてならない。

・1990年
CD発売


1999.7.19

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ハートビート」(輸入盤)
/坂本龍一

日本盤と違うヴァージョンの曲が何曲か収録されているので、 坂本ファンは見逃せない一枚ではないだろうか。 若干音質も違うということで、実際に日本盤と聴きくらべてみてもいいかもしれない。

さて、違っている箇所はどこか分かりますでしょうか?。

今日の言葉:こういう良心的な商品は好き。癒し箱って・・・一体。

・1991年
CD発売
BOOK 「こころのおくすり」
/小森まなみ

人気DJ小森まなみによるグリーティングブック。 彼女のラジオ番組を聞いているリスナーにはお馴染みのまなみ節に満足満足。 写真もキレイだし。

しかし、物足りなさがないわけでもない。 文章が少ないために読み応えがない・・・。 で、それを反省材料にしたのか、 今年も一冊出版。今度購入しようと思う。

今日の言葉:写真を大きくしてみよう

・1998年
刊行


1999.7.20

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「1996」
/坂本龍一

これは日本盤をオススメします。 というのも、輸入盤は収録曲数が少ない!。 がっかりします。<購入者は語る。

という余談はさておき、このアルバム今だからこそ売るべき商品だと思うのだけれど。 癒し箱などという四枚組の商品の一枚ということではなくて、 再度ジャケットなどをデザインしなおし、 未収録曲も追加(セルフ・ポートレイトなど)し、 価格を若干押さえて再発という形で、 しかも宣伝方法を考えたらかなり一般にアピールできると思うのだけれど。

内容自体は坂本氏のベストアルバムということもあり、 楽曲の素晴らしさはいうまでもない。 この機会に某CM曲以外にももっといい曲を作っているということを伝えたいものですね。 「1919」が再度売れるといいなぁ。

今日の言葉:いいものはいい、悪いものは悪い。

・1996年
CD発売
BOOK 「コミックマーケット56」
/カタログ

1,400ページ(!)にも及ぶカタログ。 とにかく厚い一冊。 ここまで巨大なシステムを運営するということは困難を伴うことだと思うが、 個人的なレベルで情報を流通させることができる場として今後も発展してほしいものだと思う。

それにしても、YMOやら、遊佐未森やら、創作系やら、 特撮やら(笑)アルコ堂的なサークルも多数あり、 これは暑さにめげずに参加する価値はあるかも知れない。 こうなったらアルコ堂でも本を販売するという手も。

今日の言葉:まじめな活動はいつか報われます。

・1999年
刊行
VIDEO 「セカンドフェイス」
/西ドイツ映画

YMOの音楽が使用されている西ドイツの映画。 「マス」「ライト・イン・ダークネス」の二曲。 宣伝文句が音楽/坂本龍一なのが悲しい・・・。

輪廻転生をテーマにした日本未公開映画だが、内容は さすがにアポリアッツ国際ファンタスティック映画祭特別出品だけに、 ・・・まあ、いいでしょう。

今日の言葉:宣伝は絶対に正しいことを伝えているわけではない。

・1982年度
西ドイツ作品


1999.7.21

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ノンストップ
・トゥ・トーキョー」
/ピチカート・ファイヴ

やはり、夏はピチカートに限る。 というか、いつものピチカートということなのかも知れない。 第一弾が結構好きな感じだったせいか、 若干、物足りなさがないわけではないが、 ジャケットを含め、音等は他のアーティストたちが作る音楽とは、 まったく比較にならないほど突き抜けている。 オリジナルアルバムが非常に楽しみである。

今日の言葉:初回限定ジャケット仕様はCD棚には不向き

・1999年
7月17日
CD発売
BOOK 「アラマタ図像館3・海底」
/荒俣宏

今回のテーマは海底。 科学と想像力が生み出した海の中のセクシーな世界を充分堪能して欲しい。 ヘッケル「自然の造形」は美しすぎる・・・。 総解説が長くて読み応えあり。

今日の言葉:また出てました、新刊・・・

・1999年
刊行
CD 「PLA−NET」
/nicely nice

ナイスミュージックの別ユニット。 歌詞、曲、編曲、音色とどれをとっても良質のテクノポップ。 何度聴いても新鮮で、懐かしい感覚。 アルコ堂が安心して推奨できる一枚としかいえない。 本当に新譜が待ち遠しいアーティスト。

今日の言葉:ヘッドホンで聴こう。

・1996年
CD発売
「net17/net17」収録


1999.7.22

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ターンAガンダム
オリジナルサウンドトラック」
/菅野よう子

ガンダム自体より菅野よう子氏の新譜ということで購入したもの。

ブルガリアンボイスから始まる全24曲の数々は、 北欧を意識した壮大なスケールを感じさせるサウンドに仕上がっている。 新作ガンダムは未見だが、おそらく音楽の方が映像に勝る出来なのではないか?。 音楽自体がすでに架空の世界を作り出している希有な例である。

今日の教訓:マクロスプラス、ガンダムときたらヤマトか?

・1999年
7月23日
CD発売


1999.7.23

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD COLORS
best of cover tracks vol.2
/高橋幸宏

このアルバムは全体的に静的な印象がある。 高橋氏が楽しみながらカヴァーしている感じがして、 非常に好感が持てるアルバムである。

ただし、個人的には1+2で一枚でリリースして欲しかったような気がする。

今日の言葉:バカラックは素晴らしい楽曲を作っている偉大なアーティスト。

・1999年
7月7日
CD発売
CD 「Pacific State」
/コンピレーションアルバム

UKのダンス系CDマガジン「トランス・ヨーロッパ・エクスプレス」。 アメリカ版「アトランティック・エクスプレス」もリリースするなど、 一時期、世界のテクノ音楽を紹介する貴重なディスクとして愛聴していた。 また、何より二枚組にもかかわらず、輸入盤のせいもあり 価格が安く設定されているのも魅力だった。
このアルバムはその極東版であり、 日本のエレクトロニックミュージックの代表的アーティストの作品を収録したもの。 また、ケン・イシイ、砂原良徳、石野卓球、細野晴臣、フードラム、竹村延和等などの 未発表楽曲を収録しているため、 これらのアーティストファンにとっても見逃せないものになっている。

アルバムを通じて思うことは、やはりテクノというものは、 言葉より音が中心になっているため、 海外、あるいは日本という意識がなく聴くことができる音楽なのだなと思う。 また、匿名性が実に強い音楽でもあるのだと認識できた。

今日の言葉:テクノは極東の国が生んだ最強の音響

・1997年
9月1日
CD発売
CD 「WILD BLUE」
/UFD

「ドリームドルフィン」の影武者(笑)UFDのアンビエントダンスミュージック。 (余談だが「ドリームドルフィン」リリース量が多すぎ。 しかも内容があれではファンは離れていくことは間違いない) 内容は、「コズミックベイビー」か?

今日の言葉:アンビエントミュージックはすべての音楽を補完する

・1995年
CD発売
CD 「オネアミスの翼
オリジナル・サウンド・トラック」
/音楽監督:坂本龍一

続編「蒼きウル」の公開が大いに期待されているが、 次回作は坂本氏が音楽監督を務める可能性が薄いため、 期待度が若干落ちるのは仕方がないか。

オネアミスの翼の音楽と映像についてはアルコ堂・−オネアミスの翼− 音楽と映像ページ を参照していただきたい。 いずれにしろ、改めてサントラを聴いて思うことは、 いかにミスマッチ感覚を音楽にとりいれようとしていたかということ。 新作にそれを望むことができるのか?。 山賀監督の手腕に期待したいとは思うのだが・・・。

今日の言葉:ガイナックスは大丈夫か?(笑)

・1987年
CD発売


1999.7.24

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「最新型の
ピチカート・ファイヴ」
/ピチカート・ファイヴ

1991年5月から9月にかけてリリース攻勢は素晴らしいものがあったと思う。 しかも、どのミニアルバムも音もグラフィック共にクオリティが高かった。 それにしてもレコード会社代表の挨拶から始まるディスクって一体。 曲としては「大人になりましょう」に驚かされた。

いずれにしろ、今のピチカート的なコンセプトが本格的に開始された記念すべき一枚であることは確かである。

今日の言葉:応募券全部集めたのに応募するの忘れた(涙)

・1991年
6月1日
CD発売
CD 「超音速の
ピチカート・ファイヴ」
/ピチカート・ファイヴ

タイトルと内容が合致しているアルバム。 アルバム中では「サンキュー」が好き。 いわゆるキャッチーなサウンド。 それにしても、このコンセプトで十年近く継続している、 小西さんには脱帽という感じ。

今日の言葉:継続は力か?

・1991年
7月1日
CD発売
CD 「ワールドエンド」
/ラブライフ

ラブライフのデビューアルバム。

彼らの基本となっている音楽はYMOということで、 非常に好感が持てるのだが、 音楽的にはあと一つ何かが欲しいと思う。 ぐっとくる曲調が欲しいと思うのだが・・・。 ドラムとギターにインディーンズ的な感じがあり非常に違和感がある。 テクノを追求するのか、ギターポップ的なものを追求するのか、 今後の展開に期待ということで。

今日の言葉:テクノはイントロ部分が勝負でもある。

・1999年
7月23日
CD発売
CD 「銀の鳥と小さな熊」
/スノーモービルズ

いい詩(あとで歌詞カードを見たのだけれど。普段歌詞カードは見ない人なので、これはすごいこと)と、 いい曲と、いいサウンドが合致していればこれはいいアルバムにならざるを得ないわけで、 彼らのセカンドアルバムである本作はテクノポップで、 なおかつ広大な宮澤賢治的空間を意識せざるを得ないような好アルバムに仕上がっている。

今日の言葉:テクノな「はっぴいえんど」か?

・1998年
CD発売


1999.7.25

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ナイアガラ
・トライアングル
vol.1」
/山下達郎
・伊藤銀次
・大滝詠一

坂本龍一氏の「アルバイト時代」の産物というか、 坂本氏の演奏が非常に目立っている一枚。 やはり、すごい人はとことんすごいのだと認識。 「パレード」のイントロ、ピアノソロをはじめ、 坂本氏が大活躍しているそんな印象のアルバム。

今日の言葉:仕事をした事実は「よい」「わるい」は別にしろ残っていく

・1976年
LP発売
CD 「ロング・バケイション」
/大滝詠一

1981年の大ヒットアルバム。 音の遊びがあちらこちらに見られるのは、 大滝氏流のセンスか?。 個人的にはあまり聴くアルバムではないのだが・・・。 朋友、細野晴臣氏がベースで参加している。

今日の言葉:そろそろ復活しても・・・

・1981年
LP発売


1999.7.26

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「レディメイドの
ピチカート・ファイヴ」
/ピチカート・ファイヴ

通常ライヴものは、オリジナル発売後にリリースされるのが定番だが、 このミニアルバムの収録されている新曲は全てライヴ。 こういうところが彼ららしいところ。 野宮真貴的なミニアルバムともいえよう。

今日の言葉:沼田元気氏って一体・・・。

・1991年
8月1日
CD発売
CDS 「アンドゥー#1」
/坂本龍一

表題曲も好きだが、 同時収録された「レーザー・マン」イントロの シーケンスパターンが非常に好き。 この感じで「ビューティー」がリリースされると思ったのだが・・・。 それにしてもこの曲が映画「ブラック・レイン」で採用されたのは、 ファンとして非常に嬉しかった覚えがある。 同映画を未見の方はぜひ。 高倉健氏も某映画「鉄道員」とは違う本来のイメージで頑張っている。

今日の言葉:サッポロドラフトCMソングとして採用なるも、一般アピール「癒し」が少なかったか?。

・1989年
7月5日
CDS発売


1999.7.27

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ルーシー」
/大貫妙子

坂本龍一氏による久しぶりの(12年ぶり!!)プロデュースアルバム。 大貫氏も旧友と再会したというような趣向で、 実に伸び伸びと音楽に取り組んでいる。

ただし、もう少しアレンジがあっさりとした方がよかったような気がする。

今日の言葉:ゲーム「ルル」は購入したことはしたのだが・・・

・1997年
6月6日
CD発売
CD 「音楽図鑑」
/坂本龍一

本来秋に聴くべきアルバムという位置づけていて、 暑い日々が続く今聴くものではないのだが・・・。 やはり、「音楽図鑑」というアルバムは練りに練られている印象がある。 曲だけでなく、編曲、そして何よりポストYMOという部分に対してのアンチが多分に感じられる。

個人的にはストレートで勢いのあるアルバム「未来派野郎」的なものが好きなのだが、 このアルバムは好きな部類に入る。

やはり、音楽に対して真剣に取り組んでいる姿が見られるアルバムは、 何年たっても古くなることがない。 (というより、自分の中で古くなっていくことがないという表現の方が適切か?)

そういう数少ない存在のアルバム、音楽に出会うために、 これからも未知なる音楽を聴きこんでいくことになりそうだ。

ちなみに、アルバム収録曲におけるベスト3は(1999年7月現在)、 「セルフ・ポートレイト」「旅の極北」「羽の林で」。

今日の言葉:一生ものになるであろうアルバムは自分の感覚で選択せよ!。 自分の力で選んだアルバムこそ、本当の意味で癒しの音楽になる可能性を秘めているはず。

・1984年
LP発売


1999.7.28

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「グレート・ブルー
オリジナル
・サウンドトラック」
/エリック・セラ

夏になると必ず聴くアルバムの一つ。 最初に音楽を聴き込んでから実際に映画を見たため、 映画の印象はミュージックビデオに近いものになっている。 (余談だが、リュック・ベッソン監督の「アトランティス」は、 完全にミュージックビデオ。)

映画の内容についてはここでは触れないが、 一見の価値は充分にある。 映画館で見るのが一番だが、ビデオでもかまわない。 できれば深夜じっくりと日常の細々としたことは一切忘れて、 映像に没頭することをオススメしたい。

今日の言葉:音楽担当のエリック・セラは教授の作品に聴いているということだ。

・1988年
CD発売
CD 「女性上位時代」
/ピチカート・ファイヴ

ジャケットが非常に嫌だった覚えがある。 元ネタはご承知のアレだというのは分かるのだが、 連続リリースが続いて期待していただけに・・・。 で、音も好きなんだけれど、ジャケットのイメージが強すぎて、 今ひとつ印象にない・・・。

今日の言葉:たまには実験もいいでしょう。

・1991年
9月1日
CD発売
CD 「小猫物語
オリジナル
・サウンドトラック」
/音楽監督:坂本龍一

坂本氏の”いかにも”お仕事的なサントラ。 当時、映画音楽を聴くたけのために、 映画を見にいったアルコ堂主催者の立場は一体・・・。

まあ、野見祐二さんの作品と 吉永敬子さんの唄声が収録されているだけでもよしとしょうか・・・。 余談だが、このアルバムも夏によく聴くサントラなのだが、 ここ何年か雑音が目立つようになった。 やはりプレス関係の問題なのだろうか?。 MIDIさんには再発してほしいものだ。

今日の言葉:いちおうヒットした作品なのだが・・・。

・1986年
CD発売


1999.7.29

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「六重奏曲、六台のマリンバ」
/スティーヴ・ライヒ

「18人の音楽家のための音楽」もそうだが、 彼の音楽を再現するために、 音楽家たちが自らの肉体と技術の限界まで音楽を演じようとする姿には、 いささか陳腐な表現だが感動を覚えずにはいられない。 やはり、音楽というものの神髄はそういう部分にこそ宿っているのではないか?。 とすると、音楽を聴くという行為は自然に真剣にならざるを得ないのではないか。 音楽を真剣に聴く。この当たり前の行為にアルコ堂はもう少しだけアプローチしていけたらと考えている。

今日の言葉:ライヒ=ライヒ。

・1986年
CD発売
CD 「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」
/宮川奏

夏といえばアニメーション大作映画が公開されるという出来事が、 1970年代後半から1980年代のある時期に存在していたが、 やはり、その先駆的だったのは本作といえるのではないか?。 例の川島かず子スキャットを聴くだけでも、 あの世界が甦るのが不思議なのだが。 それだけあの作品における音楽の位置というものが高かったのだと思う。

プロデューサー西崎氏の評判はかならずしもよくはないが、 音楽に関しての功績だけは評価できるのではないか?。 氏の完璧なワンマン体勢の中にあったからこそ、 日本ポップス界の巨匠であった宮川奏氏が ジョン・ウィリアムズに代表されるスターウォーズ的な壮大な音楽だけでなく、 いわゆる日本人的な感性を揺さぶる音楽を残すことができたのではないか?。

紆余曲折の末、ヤマトの権利が原作者である松本氏に戻った今、 ヤマトの復活がささやかれているが、 復活ヤマトの音楽についても宮川氏の作り出した音楽世界に匹敵するようなものを作り出してほしいものだ。

今日の言葉:しかし、ヤマト関連のCDをすべて揃えるとなると・・・恐ろしいものがありますのでご注意。

・1977年
LP発売
CD 「トゥー・ハーフ」
/アーバン・ダンス

1STから一転、生演奏を中心にしたアルバム。 個人的にはテクノポップな1STファンなのだが、 成田氏のポップス感覚が持続しているため嫌いなアルバムではない。 とにかく、ミックスがよい。鋼のようなミックス。 基本的にギターの音色は好きではないのだが、 全体的に音色が好き。 昨今の若い世代の音楽家にはぜひ見習ってほしいと思う。

今日の言葉:細野晴臣氏のレーベル「ノンスタンダード」は 本当に珠玉の盤ばかりリリースしていたのだと改めて実感。

・1986年
6月21日
CD発売
CD 「ペイパードライヴァーズ
ミュージック」
/キリンジ

インディーンズ時代からの名曲も収録。 彼らの曲のすごいところは何といっても、 単純そうな曲なのに実に複雑な曲に仕上がっているということ。 彼らにとっては何でもないことなのだろうが、 実際に口ずさんでみてほしい。 最新2NDアルバムも発売されているが、 これまた素晴らしい出来と聞く。 坂本氏と同じレコード会社ということもあるので、 彼のシングルが売れた分、税金対策もあるだろうから、 ぜひ、彼らに宣伝費を投入することを切に祈りたい。

今日の言葉:絶対グループ名で損をしていると思う。

・1998年
10月25日
CD発売


1999.7.30

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
DVD 「アルマゲドン」
この作品は映画館で見たが、 今回DVDで改めて見ると 特撮部分の作りが見事としかいいようがない。 アルコ堂が好きな特撮として日本独特の特撮文化(笑)といえる吊演があるのだが、 このアルマゲドンにはそんなものは微塵も感じられない。 いかに現実に近づけるか、特撮と思わせないかという心意気を感じる。 故円谷英二特撮監督はこの映画を評価するのではないかと思う。 怪獣ものを撮る監督というレッテルをはられているが、 実は現実の自然現象をトレースすることに全力をかたむけた人でもあったから。

実はUSA版ゴジラにもそれを感じていて、 ずっと日本特撮を見てきたアルコ堂としては、 実はあの作品は怪獣ものとしてとらえてはいなくて、 ゴジラという「自然災害」が現実的に現れた場合の シミュレーションとしてとらえていたため、 世間で言われるほど「あれはゴジラではない」という評価で、 あの作品を総括する気にはなれない。 (マニアが批判するのは実に分かるが、 東宝ゴジラシリーズをほとんどみていない人間が、 前記の評価をするのを聞く度、苦笑したものだ) いかにリアルに特撮と意識させないように映像作品を作り上げるか、 試行錯誤している作品が好きなのだと思う。 そういう意味でゴジラ映画としては評価していないが、 特撮映画としては異常に評価している次第。 そういう意味では日本のアニメーションにCGが導入されていることについて、 支持したいと思う。

結論としては「アルマゲドン」の陳腐なドラマも、御都合主義の展開も許そう。 特撮として意識させない、その映像美に感動してほしい、 ただそれだけ見て欲しい、そんな作品である。

今日の言葉:特撮映画は特撮技術を探求すべくコマ送りで見るべし!

・1999年
DVD発売
CD 「おしゃれテレビ」
/V.A
何度聴いても「アジアの恋」は名曲。 野見祐二さんのこういう感じの曲がもっと聴きたいと思うのだけれど。 テクノなサウンドをお願いします。

今日の言葉:吉永敬子さんの声は本当にいいです。

・1986年
LP発売
CD 「フューチャー・リスニング!」
/テイ・トーワ

新譜を明日購入する予定なので予習を。 しかし、個人的にはソウルフルな感じが嫌いなので、 このアルバムのいくつかの曲は若干苦手とする。

今日の言葉:ジャケットのイラストレーターが石原豪人(笑)かと思いました。

・1994年
10月21日
CD発売


1999.7.31

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「マクロスプラス
オリジナル
・サウンド
・トラック
フォー・ファウンズ・オンリー」
/菅野よう子

ほとんどのアニメーション音楽は評価していないのだが、 (映画音楽以前の作品が多すぎる。身内うけが多いとか) 菅野よう子作品は全く別もの。 各々の作品の完成度が高く、常に一定水準以上の作品を作り上げているためだ。

しかも、ポップスとして特異な曲を何曲も作り上げているため、 彼女の作品がオリコンチャートを荒らしたらさぞかし痛快なのではないか?。 坂本龍一氏と彼女の特異な曲がヒットしつづけたら、 今の状況が少しは変わるのではないか。 <過去のよい作品を遡及してリアルタイムの作品と 同レベルで聴くことができる人がたくさん現れるといいが。

ちなみに、小泉今日子のニューシングルは彼女の作品である。

今日の言葉:新居昭乃ですよね、例の曲は。<個人的な連絡でした(笑)。

・1995年
11月22日
CD発売
CD 「Last Century Modern」
/テイ・トウワ

アメリカ臭さが苦手なアルコ堂もこれはオススメ。 彼のアルバムに常に付きまとっていた アメリカ的なソウルフルな音楽な部分がかなり後退していて、 かなり嬉しい新譜となった。

個人的な話で恐縮だが、 坂本龍一氏のサウンドストリートに寄せられた彼の曲で、 コラージュものが大好きだったので、 今回、コラージュ的なテクノが収録されているのに感激した。

あとは、エレクトロ、ガラージュ、ハウス、フレンチポップ、 ファンク、ドラムンベース、ボサ・ノウァなどなどの編曲が施されている 各々の楽曲の出来もいいし、 なにより、それらの要素が彼の中で充分昇華されていることが素晴らしい。

どの曲も(特に前半は聴いたことがないが実に懐かしいサウンドが連続する)。 好きだが、「stretch building bamboo」が実に斬新だった。

細野晴臣、高橋幸宏、高野寛などゲストも豪華。 この夏はこのアルバムをかなり聴くことになりそうな気がする。

今日の言葉:アルコ堂ではこのアルバムをテイさんの現時点の最高傑作としておきます。

・1999年
CD発売
CD 「アカシア」
/遊佐未森

やはり「虹を見ること」が好き。 ジャケットもいいし、アートディレクションもいいし(毎回同じことを・・・)、 好きなアルバムなのだが・・・。何かひっかかりがあるのだが・・・。

今日の言葉:長野まゆみ作品に対するスタンスと同じになりそうな今日この頃・・・

・1996年
1月21日
CD発売
CD 「47’45”」
/キリンジ

タワーレコードでCDを購入したらビデオがついてきたのだが、 これって、タワーのみの特典?。

また、分かりやすいようで難解な作品が届けられた。 少しこのアルバムを聴き込む旅に出ようと思う。 それにしてもジャケットはどういうセンスなのか(笑)。

今日の言葉:タワーでは彼らの小冊子も配布してました。

・1999年
7月28日
CD発売


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