1983アルコ堂メディア日記
8月後半分


このページは未森幸月がその日体験したメディアを紹介するものです。

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1999.8.16

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「パラレリズム」
/越美晴

細野晴臣+高橋幸宏が率いていた¥ENレーベル、女性アーティストの代表的存在である。 このアルバムは彼女の持ち味のテクノと耽美が微妙に融合している希有なアルバム。

個人的には彼女のこのテクノ感覚が好きなのだが、 テクノ的音楽要素が欠けてしまってからの彼女の音楽には、 若干物足りなさを感じていることも確かだ。 彼女が志向している耽美的要素を音楽に取り入れるだけでなく、 彼女にしかできないテクノポップを聴かせて欲しいものだ。 それが例え回顧主義という批判を受けようとも、 彼女の声質、音楽的センスに見事に合致するであろうから。

今日のひとこと:ジャケットの魚のコンセプトが今ひとつ分からないが?

・1984年
9月25日
LP発売
CD 「祝再生」
/サンディ&ザ・サンセッツ

¥ENといえば、彼女の存在も忘れられない。 最近の彼女はハワイの唄を取り上げて盛んに活動していることは実に好ましい。 自らのルーツであり、今もっとも唄いたいものを唄っている彼女は幸せなんだろうと思う。

このアルバムではテクノ感覚といわゆるバンド的要素が合致した音楽が聴ける。 特に細野晴臣氏作曲の「スティッキー・ミュージック」はただ事ではなくいい曲。 ほとんど彼女の手にかかると洋楽。それは、このアルバムに収録されている他の曲についても言えることなのだが。 こういう音楽が平気でリリースされていた80−83年という年は、 なんと音楽的に豊富な時期だったのかと再認識。

今日のひとこと:アルファレコードYENレーベル、本当にいいレーベルでした・・・合掌。

・1984年
LP発売
CD 「薔薇色の明日」
/高橋幸宏

このアルバムがリリースされた1983年は、 YMO「君に胸キュン。」〜散開という騒動があったのだが、 その時期に発売された彼のこのアルバムには、 騒動の渦中にあるいわゆる高揚感は微塵もなく、 ただ静けさだけがある。 逆に、この時期こんなアルバムを作り出すことができた高橋氏の状態が気になる。

精神的に沈んでいる時は、薔薇色の明日(つまり、精神的に解放される状態)を望んでしまうものだが、 その状態に達してしまうと後は落ちるだけなのだから、 実はその沈んでいる状態が一番いいのではないか。 このアルバムを聴く度そんなことを考えてしまう。 アルバム自体を覆っている空気感がそう感じさせてしまうのだろうか?。 いずれにしろ、彼の代表作の一つであることは確か。

今日のひとこと:アルバムを最初に聴いた時の空気感は終始付きまとう。

・1983年
8月25日
LP発売


1999.8.17

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ただいま」
/矢野顕子

しかし、しかしである。 春先小紅のヒットを受けたアルバムだとしたら、 その手のサウンドを中心にすれば確実に売れるはずなのに、 (YMOだし)あえて、子供の詩に曲をつけるなどという行為に出てしまうあたり、 実に当時の彼女を初め、YMOを取り巻く状況が面白かったかがうかがえる。

このアルバムに対する評価はそれほど高くはないようだが、 通じて聴いてみると実に過激なコンセプトとサウンドであることが分かる。

個人的には「峠のわが家」「ごはんができたよ」「ただいま。」が彼女のベスト3アルバム。

今日のひとこと:ジャケットが時代を感じさせる。

・1981年
5月21日
LP発売
CD 「TECHNO−BIBLE
BONUS-DISC〜REMIXS & RARE TRACKS」
/Y.M.O

様々な貴重な音源が収録されているが、REMIXは今ひとつ。 やはりオリジナルもので未CD化のものに惹かれる。

それにしても、今だにYMOに心惹かれていることは果たしていいことなのか、 悪いことなのか?。 むしろ世の中にあふれているたくさんのいい音楽を聴くことが実は大切なことではないのかと思う。 しかし、そのことが分かっていながらYMOをつい聴いてしまう、 このジレンマも真実でもあるのだが・・・。

9月発売のベストアルバム&オリジナルアルバム再発で、 YMOにトドメがさせたらいいのだが・・・。 またまたYMO熱が再燃しそうな今日この頃である。

今日のひとこと:ベスト盤に収録される音源は例の「写楽」イベントのものらしい。

・1992年
8月21日
CD発売


1999.8.18

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ビタミン」
/電気グルーヴ
「ハッピーバースディ」の歌詞は久しぶりに耳に入ってきた。 この歌詞深いわ。

で、個人的に電気グルーヴの最高傑作。 いわゆるYMOの「BGM」、 フリッパーズの「ヘッド博士・・・」のようなものか。

こういう(音的に)過激なアルバムを聴くと、 わくわくしてしまうのはやはり、YMOが原体験としてあるためか?。 もっともっと音楽で感動したい!、 その思いがCD大量購入につながるのか?。

今日の御意見:ファッションより音自体で過激な思想を展開するのが一番過激。

・1993年
12月1日
CD発売
CD 「SPACE」
/KLF

イギリスの電気グルーヴこと(笑)KLF。 一時期、YMO系の音楽家たちとイギリスのアーティストたちの音楽が、 シンクロしていたように、電気と彼らがシンクロしていた時期があったと思う。 それは音楽自体というより存在感だったのだが。

余談はさておき、このアルバムは文字どおり90年代的な宇宙をイメージした音楽、 といいたいところだが、完璧にドラッグカルチャーと融合しているため、 この世界のどこにもない内面的なインナースペース音楽と化している。

「チル・アウト」と併せて聴くと実に楽しいので、オススメしたい。

今日の御意見:電子音楽は楽しい。が、架空の場を表現しようとするとなお楽しい。

・1990年
CD発売


1999.8.19

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ドク
/オリジナルサウンドトラック」
/野見祐二

最近のドラマはほとんど見ない人なので、 (唯一見るのは一年に一度の「白線流し」くらい) このドラマがどんな物語かは想像もつかないのだが、 音楽だけで、充分感じることができるような気がする。

それにしても野見先生の編曲は円熟の域。 ほとんど複雑に絡み合っているハーモニーは絶品としかいいようがない。 ただ、アルコ堂的というか、個人的にはもっとポップな編曲のものも聴きたい。 やはり、あの「おしゃれTV」の野見祐二音楽を期待してしまうのだ。

オネアミスの翼のような多彩な音楽も聴きたい。

今日の御意見:しかし、野見先生の音楽をテレビで聴きたかったなぁ。

・1996年
11月21日
CD発売
CD 「D*D
/オリジナルサウンドトラック」
/野見祐二他

これも野見先生音楽担当。ただし半分、しかも静かなタイプの曲が中心。 もう一人は羽毛田丈史氏。オーケストラヒットをこう大々的に使用できるのは、 羽毛田氏くらいでしょう(笑)。もっと工夫してほしいなあ。余談。

しかし、どういう物語なのかは把握不可能。 そもそも、ジャニーズ系のドラマは「白線流し」くらいしか見ていないし、 (あ、ウルトラマンティガがあったか<笑)なんともアルコ堂的つっこみができないのが痛い。 コピーの「東京マンハッタン〜天使が舞い降りた」で内容を想像するとするか。

条件が悪い中でも野見先生がんばってます。

今日の御意見:実は資料あるけど・・・、調べる気がないという話も。

・1990年
CD発売


1999.8.20

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「両眼微笑」
/坂本龍一

アルコ堂をご存知の方は周知済の 坂本龍一サウンドストリートの後期テーマ曲。
このディスク(ビハインド・ザ・マスク+3)に収録される以前は、 デモテープ1に収録されただけだったので、 この曲をこのディスクで初めて聴いた人も多いのではないか。
何度聴いても当時の状況が思い出すことができて涙。 「テクノ歌謡〜東芝編」収録の「フォト・ムジーク」と併せて聴いて欲しい。

今日の御意見:この曲「音楽図鑑」収録予定だったが・・・。

・1991年
CD発売
CD 「アナザー・グリーン・ワールド」
/ブライアン・イーノ

非音楽家のための音楽を作りつづけるイーノのソロ第3作。 ロキシー・ミュージック時代に培った前衛性を超越し、 実験的(オブスキュア)、環境的要素的(アンビエント)素質を昇華させた記念すべきアルバム。
1975年度作品。

以上CD帯から引用。

坂本龍一氏がイーノ作品中もっとも印象が強かったアルバムでもある本作。
まさに揺らぎ感覚にあふれている。
個人的にはやはりアンビエントシリーズを薦めたいところだが、 本作も1,750円という廉価で販売されていることもあり、 一聴しておくのもいいかもしれない。

今日の御意見:最初から最新作まで聴くことで変遷が分かる。

・1996年
7月24日
CD発売
CD 「ピクニック」
/サイズ

サイズ全アルバム中で一番好きな曲「Woman・S」が収録されているセカンドアルバム。 やはりドラムの音がいい。いかにもフェアライトで作った音、というバスドラムの音が最高。 リメイクされた同曲ではこの音がなかったので非常に残念だった・・・。

以前にもこのメディア日記で書いたが、サイズとシショウネンという同世代による、 同時期に結成されたグループの再評価が待たれる。

今日の御意見:本当に再評価されるべきアーティストはなかなかその機会がない

・1986年
9月30日
CD発売


1999.8.21

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「トゥ・ハーツ」
/サイズ

初のオリジナルベストセレクションアルバムだが、 9曲がニューミックス、ニューバージョンで収録。

ただし、「Woman・S」のニューバージョンはどうもいただけない。 スピード感が失われていると思う。好きな曲だけに非常に残念。

いずれにしろこうしてサイズのベストを聴くと つくづく、ゲーム業界に参入している松浦さんのポップな音楽が聴きたいと思う。 ゲームの中ではなく、CDとして、また音楽番組で。

今日の御意見:今こそ再評価を。宇宙人名のバンドばかりを評価している場合ではない。

・1991年
4月25日
CD発売
CD 「アトラス」
/サイズ

発売当時はあまり好きではないというか、 同時に購入した高野寛氏の2nd「リング」があまりにインパクトが強かったため、 サイズのアルバムの中では印象にないが、 サイズ再評価が自分の中で盛り上がっている今、改めて聴いてみると、 実に実験的なアルバムだったなと思えてならない。聴くたびに発見があるアルバム。

サイズ流の旅音楽アルバムといった趣向で実に楽しめる。 音響的にも様々な工夫が見られる(特に「真夏の夢の成層圏」から「遠い空」にかけて)だけでなく、 ジャケットをはじめとするグラフフィックも廃墟感覚というか、 記憶にある光景的な感じで全体の雰囲気に合致している。

サイズ自体が、音楽の方向性を模索しているようなアルバムという評価。

今日の御意見:「遠い空」はぜひヘッドホンで聴くように。後半の音響処理がいい。

・1989年
7月21日
CD発売
CD 「せかいのうた」
/フェアチャイルド

戸田誠司氏の音楽的評価は「シ・ショウネン」に集中すると思うが、 昭和40年代生まれのアルコ堂主催者にとって このフェアチャイルドも忘れてはならないバンドのひとつ。

戸田氏を評価する理由というのはたくさんあるが、 分かりやすい音楽、ポップな音楽を作り出す職人的な手腕がもっと評価されてもいいのではないか。 コンピューターに精通しているばかりに、その面だけが強調されがちではあるが・・・。
特にこのアルバムでは彼が作ったどの曲にもいわゆる駄曲がない。 しかも、編曲が凝っているにもかかわらず そう意識させない聴かせ方などは見事としかいいようがない。

サイズ率いる松浦雅也氏、そして戸田誠司氏と同世代の優れた音楽的な才能の持ち主が、 音楽界で活躍していなのは全くの損失ではないか?。 ゲーム業界に飽きたらぜひ大々的に復活を遂げてほしい、そう思う。

今日の御意見:流行とは関係なく本当に自分が選んだポップなアルバムを聴こう。

・1990年
11月21日
CD発売
CD 「YOURS」
/フェアチャイルド

「シ・ショウネン」プロジェクトを終了した戸田誠司氏が仕掛けたこのバンドを、 当時心待ちにしていたのは、アルコ堂主催者だけではなかったのではないか?。 福原まり氏も当初参加予定だったのだが自身のバンド「10」を結成したが、 やはり、音楽方向性が違うということも原因のひとつではなかったのではと思う。

ポップなアルバムではあるが、後期の明るさが感じられないのは仕方がないか。 かろうじて、「嘆きの健康優良児」にその萌芽が見いだせるのだが・・・。

(余談だが、ボーカルのYOUは今では正体不明の芸能人になってしまった・・・) それにしても、「偽名の口唇」のイントロのコルグM−1の音は 何度聴いても当時のことを思い出させるパスワードになる・・・。

今日の御意見:このアルバムもTENTレーベルなんだよなあ

・1988年
9月7日
CD発売


1999.8.22

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
COMIC 「ピアノの森1,2」
/一色まこと

あの「神童/さそうあきら」路線のコミック。 物語は一人の少年と森にあるピアノと出会い、 成長と同時に優れた音楽性を発揮するであろう、物語。

なぜ森の中にピアノがあるのか、 ピアノの持ち主と彼との関係は、 そして彼を取り巻く人間たちとの葛藤などは、 実際にコミックをご覧いただいてほしい。

余談だが、ピアノというのはいいのだが、 なぜいつもこの手の話はクラシックが中心になるのか不可思議。 純粋に音を取り上げた作品や、別ジャンルのものも読みたいものなのだが。

ここで募集。音楽についてかかれた小説、コミックが読みたい。 あと、廃墟と月と音についてかかれたものも大募集している。

それでは、アルコ堂の物語はどうなっているのだろうか?。 進行状況はアルコ堂主催者のみが知っている・・・。

今日の御意見:どうして「神童」といいこの作品といい絵があーなのか・・・。

・1999年
講談社刊
CD 「ギミックス」
/フェアチャイルド

ベスト盤といいつつ、新曲2曲収録しただけではなく、全曲リミックス、 しかも初回限定ボックスといういかにも戸田氏らしい豪華なアルバム。

リミックスといえば、曲の持ち味を破壊するだけ破壊して、はい作品ですよという類いのものが多いが、 さすが戸田氏は原型を活かしつつ、曲自体が持っている別の可能性を引き出そうとしている。 実にいい仕事をしていると思う。

ただし本人歌唱の「NEUTROPIC」は短い。 この曲でこそ、もっと実験的かつポップな展開が見たかった。 もっとも発売当時のバージョンが完璧な形だとしたらいうことはないのだが。

今日の御意見:YOUの笑いのセンスがなかったら、つまらなかったかも。

・1991年
4月24日
CD発売
CD 「UFO」
/電気グルーヴ

うーん、迷いが感じられるというか、 なんかもやもやしたもの空気が全体を支配している感じがするアルバム。

しかし、ジャケットは一番インパクトがあった。 若い世代はご存じないと思うが、この時期「9」の字事件があって、 深夜、机で学校の校庭に9の文字をつくった生徒たちがいたが、 この事件ほど痛快なものはなかった。 誰が傷つくわけでなく、ただ謎が残った事件。 しかし、ある特定の人間たちにとってはとてつもなくインパクトを残したのだ。 本当の意味での新世代が出現した、90年代は面白いぞ、と期待したのもつかの間、 物事に対して即物的な10代が続々と出現するはめになるとは・・・。

余談はさておき、「ビーチだよ!電気GROOVE」的気分、ニューアルバムに期待したい。

今日の御意見:これで解散しなくてよかった・・・

・1991年
11月21日
CD発売
CD 「フラッシュ・パパ」
/電気グルーヴ

今聴いても、言語感覚が実に共感できる。 この感じというのは、昭和40年代前半に生まれた者には、 「分かる」感覚だと思う。

ほとんどの曲がインディーズ時代の焼き直しであるが、 微妙に歌詞の内容が違うので、聴きくらべるのも楽しいかも。 特に「電気ビリビリ」はカラオケに収録されているので、 昔の歌詞で歌ったら恐らく大概の人は引くこと必至。

完成度も高く、個人的には「ビタミン」「ドラゴン」と並び、 愛聴盤になっている。

今日の御意見:予定されていた808ステイトのグラハムがプロデュースだったら・・・。あんまり変わらないか。

・1991年
4月10日
CD発売
CD−BOX 「COMPLETE INDEX OF GUT」
/坂本龍一

癒し箱と事前に宣伝されていた噂の4枚組ボックスを購入。 フォーライフ時代のアルバムをまとめ、 昨今の教授音楽ブームにのって急遽発売されたボックス。

確かに音はよくなってはいるが、ほとんど差異は感じられない。 ボーナスディスク1枚のために7,000円というのは、 坂本マニア以外あるいは今回の騒動で 坂本氏の音楽に興味を持った人以外にはオススメできない。

ただ、ボーナスディスクの内容は単体で販売しても、 充分いけるものだけに今後単体での発売を期待したいもの。 この商品を購入した者にとっては辛いものがあるが、 これをマニアだけのものにしてはいけないと思う。

全体のアートディレクションは好み。アルコ堂も見習いたい。

やはり、70年代後半から坂本氏の音楽を追いかけてきたものとしては、 次回作に大いに期待したいと思う。 結局、今回発売されたものは過去の遺物でしかないからだ。 最新のものが一番出来がいい、そういう音楽を待っている。

今日の御意見:7,000円・・・。一枚のために・・・。

・1999年
8月21日
CD発売


1999.8.23

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ライブ・アット
・グリークシアター1979」
/YMO
電気グルーヴのCDを聴いているうちに、 やはりYMOを聴いてみたくなった。しかもライヴ盤。

現在数多くのライヴ盤がリリースされているが、 YMOが初めて海外で演奏したいわゆる第一回ワールドツアー音源である このディスクは、初期YMOの息吹がいい形で表れている一枚ではないか。

この時期の記録ディスクとしては、 人工的な香りがする「パブリックプレッシャー」盤が好きなのだが、 このアルバムは当時の音源を完全収録しているという意味でも、 記録性、演奏ともに素晴らしいディスクに仕上がっている。

当時のYMOを知らない方はぜひ体験したいアルバムである。

今日の御意見:坂本氏の即興的なフレーズが好き。

・1997年
3月26日
CD発売
CD 「YMO WORLD TOUR 1980」
/YMO

YMO人気絶頂期の第二回ワールドツアー音源収録ディスク。 一聴して音に勢いがあるのが感じ取れる。 個人的にはこの時期の音源はツアー最終日の武道館版が好き。

二枚組ということもあり価格は高いが、 貴重な写真が掲載されている解説書、 80年代的アートディレクション、 そして何よりこの時期の音が聴けるという意味でも、 ぜひとも聴いておきたい一枚。

当時、アルファ商法が批判されていたが、 こういう音源発掘はOK。 こうなると完全盤ウインターライヴ音源(テクノポリスなど収録された)が発売されることに期待したい。

今日の御意見:YMOライヴは再生ライヴのみ体験。

・1996年
5月22日
CD発売

・本日購入した物

BOOK/EXPO70伝説/オルタブックス編/メディアワークス発行
BOOK/ミニコミ魂/串間努編・南陀楼綾繁ほか著/晶文社発行


1999.8.24

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「テクノ歌謡〜徳間ジャパン編」
/オムニバス

伊藤つかさ「恋はルンルン」(坂本龍一作曲編曲)、 「友達へ」(矢野顕子作詞作曲)、 安田成美「風の谷のナウシカ」(細野晴臣作曲編曲)、 「蝶をちぎった少女」(高橋幸宏作曲編曲)、 藤村美樹「夢恋人」(細野晴臣作曲編曲)、 とんねるず「ヤバシびっちな女(め)デイト・ナイト」(大村憲司編曲)、 水族館レーベルもの4曲、そして野宮真貴さんのポータブルロックの曲、 トドメにマキ上田・・・。

なんかほとんどアルコ堂的なディスクなんですけれど。 とにかくすごい顔ぶれが集合しているそんな印象です。

それにしてもほとんどのディスクを持っているということは、 徳間ジャパンあんがい好きだったのかも。

今日の御意見:タイトル曲「あいつはインベーダー」最強です。

・1999年
8月24日
CD発売
CD 「ライヴ・アット・紀伊国屋ホール1978」
/YMO

記念碑的アルバム。 しかし、20年以上前とは信じがたい。 坂本氏のファーストから「プラスチック・バンブー」が取り上げられているだけでも、 すごいライヴといえるのではないか。
アーティストの意向で発売されたアルバムではないのだが、 記録としてディスク化されるのは長年のファンにとっては嬉しい限り。 今後東芝EMIの発掘作業に期待したいもの。

今日の御意見:やはり「東風」

・1993年
12月21日
CD発売


1999.8.25

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「テクノ歌謡〜アルファ編
真空キッス」
/オムニバス

魂の帰るところというべきか。ただ涙。 アルコ堂主催者未森幸月について、 このアルファレコードをなくして語ることができないが、 収録されている一曲一曲に思いいれがあり、 とても言い尽くすことができない。

自分にとってアルファ&¥ENがリリースするアルバムが、 学校であり、先生だったように思う。

本当にアルファに出会うことができて嬉しく思う。 一生忘れない思い出をありがとう。

今日の御意見:本家本元のテクノ歌謡の底力を見せ付けるディスク。

・1999年
8月25日
CD発売
DVD 「ベターマン・1」
/テレビアニメーション

どうなるんでしょうか、これ。

画質はスクイーズ収録ではないため、 せっかくワイドテレビ用の画面で製作した意味がない。
物語的にも、もっとシリアスに展開してほしいのだが・・・。

今日の御意見:2話で¥5,800は少々・・・。

・1999年
8月25日
CD発売


1999.8.26

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「銀色のハーモニカ」
/安田成美

テクノ歌謡〜徳間編に影響されて、 安田成美のシングルを久しぶりに聴いてみました。

松本隆+細野晴臣のスターボーコンビの、 違った、はっぴいえんどコンビの楽曲を唄うことが できた安田さんはなんて幸せなんでしょうか。 これが唄がうまければ・・・というのは贅沢な話ですね。 この不安定な歌唱が味、というものなんでしょう。 実際、彼女に提供された楽曲はどれも珠玉の名曲ぞろい。 作家の皆さんが完全に「安田成美」という素材を 理解していた結果ということかな。

「トロピカルミステリー」も好き。

今日の御意見:彼女のセカンドは大貫妙子プロデュース・・・。 あとは教授がかかわれば完璧か。

・1984年
11月21日発売
CD「安田成美全曲集」収録
CD 「超時空コロダスタン旅行記」
/アポジー&ペリジー

¥EN版架空アニメーション映画のサントラといった趣向のアルバム。 越美晴氏の曲はあいかわらずのテクノ。

なんといってもテストパターンの楽曲は、 これぞ日本のテクノといった感じで非常に好感が持てる。 テストパターンを再評価する向きはないのか?。 いや、冗談じゃなくて。

今日の御意見:最初は松任谷由実がイメージソングを唄ってたとは・・・。

・1984年
8月25日
CD発売


1999.8.27

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「NEO−PLANT」
/如月小春+坂本龍一

テクノ歌謡〜キング編が発売されるとしたら、 ぜひとも収録して欲しい一曲。

この曲ではアルコ堂が好きな、坂本龍一氏の過激な音が楽しめる。 しかも劇作家の如月小春さんはアルコ堂が陰から応援している人でもあり、 この共演はNHKFMで放送された「LIFE」以来のこと。

余談はさておき、この曲再評価してほしいのだが・・・。 なんとか、再度CD化してほしいもの。

今日の御意見:癒しだけが坂本氏の持ち味ではない、とアルコ堂は宣言したい。

・1986年
CD「都会の生活/如月小春」収録
CD 「テッキー&キップル」
/立花ハジメ

YMO散開後、立花氏を始めとしてこの手のサウンドに各人が取り組んでいて、 実は個人的には至福の時期でもあった。(ただし、その反動がその後に来るわけだが) 高橋幸宏氏は「ワイルド&ムーディー」、細野晴臣氏は「SFX」、 坂本氏は上記作品始め、「フィールドワーク」など。 (打ち止めはやはり坂本氏の「未来派野郎」か?)

このアルバムはジャケットも音も、そしてSF的コンセプトもすべてがクール。 こういうことが何のてらいもなくやれてしまうのが、 やはり立花ハジメたる所以か。

最近、この手のサウンドはテクノ系というか、音響派に受け継がれているのだが、 やはり気軽な気持ちで一般人が音楽的に楽しむことができるかというと、 多少の疑問が残らないわけでもない。 期待は、砂原良徳、小山田圭吾両氏か。 過激な音で一般受けするそんな音が聴きたい。

今日の御意見:雑誌「キープル」廃刊後、このアルバムのタイトルにならい「テッチー」を創刊した名編集長あり。

・1984年
11月25日
LP発売
CD 「1900」
/坂本龍一

プレイングオーケストラの初回プレスボックスにのみ収録された曲。 ベルトルッチ監督の3時間にも及ぶ映画のサウンドトラックから表題曲である。 映画音楽家として敬愛する一人でもあるエンリオ・モリコーネ作品だけに、 胸を打つ、そんな作品に仕上がっている。

この曲を聴きたくなるのは(ある事情から)決まって秋なのだが、 やはり、久しぶりに聴くと実に涙ものである。 坂本氏以上に坂本氏的な音を作り出す音楽家は 野見祐二氏などがあげられるが、 この曲についても坂本氏の作品として聴いたとしても何の違和感がない。 坂本ヴァージョンを聴くのが困難な方には申し訳ないが、 ぜひともモリコーネ製作のサントラを聴いてほしいと思う。

今日の御意見:あと「オキナワ・ソング」「チベタン・ダンス」収録

・1988年
CD発売


1999.8.28

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「よし、ジブリと一緒に作るぞ!
となりの山田くん
スペシャル・サウンドトラック」
/矢野顕子

まず音楽については何の問題もない。 ピアノと矢野さんさえいれば、映画音楽もこうなるという好例。 しかし、ピアノという楽器はやはりすごい。

最近の彼女のソロアルバムは重くなる傾向があるが、 こういう軽快で明るい音楽を聴いていると、 矢野さんを聴きはじめた時期のことを思い出す。 「そうそう、こういう音楽が好きだったんだよなぁ」という気持ちを思い出すことができる、そんな音楽に仕上がっている。

この後は批判。
こんないい音楽を聴いた後に批判はしたくないのだが、あえて。 批判対象は徳間の販売方法について。 このスペシャルディスク、オリジナル・フル・サウンドトラック、クラシックアルバムと 3枚も(フルアルバムは2枚組!よって4枚か) 同時に発売する必要性がどこにあるのだろうか?。 特にクラシックアルバムは別としても、フルアルバムとスペシャルは・・・。 2枚組みのフルアルバムにスペシャルディスクの未収録音源を収録、 フルアルバムのみの発売にとどめることはできなかったのだろうか?。 クラシック盤の内容も収録されているのだから。 ジブリ音楽をコンプリートに収集しているアルコ堂主宰者にとって、 この三種のアルバムおよびシングルを購入するのは実に辛いものがあった。 (全部の音源購入で9,000円なり) 購入する方が悪いといわれればそれまでなのだが。 とりあえずこの場で書いておきます。矢野さんの音楽は悪くないのに・・・後味が悪かった。 ちなみに次はLDですか?それともDVD?。 (同時発売にはならずにLD後、半年以上経ってからDVDか?。 それをそのまま購入するアルコ堂主催者って・・・)

今日の御意見:矢野ファンはスペシャルサントラのみを購入することをオススメ。

・1999年7月1日
CD発売
CD 「今をいじめて泣かないで」
/小泉今日子

はあ?という声が聞こえそうだが、 この曲、秋になると聴きたくなる曲の一つ。 まあ、機会があったらお聴きのほど。実にいい曲。 ジャケットもショートカットでOK、OK。 いかにも筒美京平作曲作品の集大成といった趣向のアルバム。

で、この曲が収録されている「ベティ」、 フェアライトCMIのサウンドが好きな向きにはたまらないアルバム。 フェアライトの音といわれてよく分からない人には、 坂本龍一氏の「旅の極北」、 サイズの初期アルバムで聴けたフィルターがかかったような音といった方が分かりやすいかも知れない。 船山基紀氏のいかにもお仕事という音が楽しい。 あとは柏原よしえの「ライアー」も同傾向のサウンド。 もはや、音楽を音源で聴くようになってしまったら最終段階という話も。

今日の御意見:アニメは動き、映画は色、音楽は曲だけを嗜好してしまうアルコ堂主宰者って一体・・・。

・1984年
11月25日
LP発売


1999.8.29

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「RYUGU」
/テストパターン

インテリア、上野耕治、そしてテストパターンが参加している、 「YEN MANIFOLD 1」に収録されている曲。 テストパターンの曲はどれも好きなので甲乙つけがたいのだが、 この曲も上位に入るそんな曲の一つ。
再評価されるべきテクノポップバンドは「サイズ」「シ・ショウネン」 「プラチナkit」などがいるが、このグループほど、 当時もそして今に至るまで評価が過当に低いバンドもないのではないか?。 とにかく、熱気を帯びた音楽が苦手な向きにはぜひともオススメしたい、 そんなテクノポップバンドの一つである。

今日の御意見:このアルバムどれくらい売れたのだろうか?

・1983年
LP発売
CD 「4」
/リアル・フイッシュ

とにかく、秋は彼らの音楽に始まる。 彼らの音楽を聴くことは同時に秋が来たということ。

このアルバムでは彼らにとって最後のアルバムということもあり、 戸田氏が暴走している印象がある。他のメンバーはそれを傍観しているといった感じ。 まあ、福原まりさんの曲はいつもの調子で変わらないのだが。 コンセプトが細野晴臣氏的でかなり好き。

今日の御意見:桑田佳祐氏は苦手だが、このアルバムのような参加は大歓迎。

・1987年
3月21日
CD発売


1999.8.30

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「水がわたしにくれたもの」
/リアルフィッシュ

この曲を聴いて泣ける人ってとにかく好感を持つ。 彼らの曲で一番好きな曲であり思い出深い曲のひとつ。 本当福原まりさんいい曲作るなあ、と感心しつつ、 秋になると必ず聴く曲だったりする。 福原さん、新譜出さないかなあ。

今日の御意見:この路線を続けていたらおそらくバンド長続きしたのでは・・・。

・1985年10月21日
CD発売
CD 「よし、ジブリと一緒に作るぞ!
となりの山田くん
スペシャル・サウンドトラック」
/矢野顕子

こりずに聴いてます。

今日の御意見:久しぶりの軽快な映画音楽。ぼくのおじさんシリーズみたい!

・1999年
7月21日
CD発売


1999.8.31

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「アマチュア・アカデミー」
/ムーンライダーズ

うまくまとまっているアルバムではあるのだけれど、 物足りなさを感じてしまうのは自分だけだろうか?。

今日の御意見:次作の「ドントラ」とつい比較してしまう。

・1985年
LP発売

・本日購入した物

BOOK/翼のはえた指・評伝安川加壽子/青柳いづみこ/白水社
BOOK/GOD/井上雅彦監修/廣済堂文庫
BOOK/ちょっと古風な日本語辞典/東郷吉男/東京堂出版


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1983アルコ堂EX・未森幸月