1983アルコ堂メディア日記
2000年4月下旬分


このページはmimo1983がその日体験したメディアを紹介するものです。

日付をクリックしてください。

04/21 04/22 04/23 04/24 04/25
04/26 04/27 04/28 04/29


メディア日記4月中旬へ メディア日記5月上旬へ

メディア日記メインへ

ホームページに戻る

2000.04.21(金)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「History 1978-1984/大貫妙子」


大貫妙子の音楽を初めて聴いたのは一体いつだったか。 恐らくYMO〜坂本龍一経由だったと思うのだが定かではない。 それでは初めて聴いた曲は?。これも同じ。 つまり意識して聴くことなく、 自然に耳に入ってきていたということなのだろう。

大貫妙子の音楽はそういう類の音楽。 過剰なまでの宣伝費を投入することで流行を故意に生み出し、 大量消費を目的に作られている音楽は多いが、 彼女はあたかもその流れに逆行するような 音楽を作り出す希少なミュージシャンの一人ではないかと思う。 彼女自身の資質か、キャリアが生み出すものか、 あるいはスタッフサイドの問題かは分からないけれど。

この2枚組のアルバムでは、 初期作品を集大成、 彼女の代表曲がほとんど網羅されている。 力むことなく自然体の「大貫妙子」の音楽をぜひ。


今日のひとこと:
「ピーターラビットと私」は坂本版が一番。


1999年06月23日CD発売
「History 1978-1984/大貫妙子」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「2台のピアノのための協奏曲二短調/プーランク」
フランス六人組の一人。
…世界が広がりそうな予感がする。

MUSIC
「PROPAGANDA/YMO」
5分33秒の完全版。
できる限り大音響で聴きたい。

MUSIC
「夏に恋する女たち/中谷美紀」
大貫妙子作品。
坂本の音響派的アプローチがいい感じ。

本日のメモ
1983年04月21日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD「プーランク:協奏曲/グローリア」
DVD「ピクニック・アット・ハンギングロックス」



2000.04.22(土)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「プーランク:協奏曲/グローリア」


このアルバムに収録されている「2台のピアノのための協奏曲・二短調・第一楽章」 を聴いて非常に驚くと同時に、自分の無知さが恥ずかしくなってしまった。 「まだまだ聴くべき音楽はたくさんあるのだ」ということを、 改めて感じてしまった。

1932年にプーラングによって作曲されたこの曲では、 バリ島のガムラン音楽を思わせるフレーズと響きが印象深い。 クラシックというジャンルに括られているものの、 当時は最新のポップミュージックであったわけで、 そのポップ度は現代でも全く古くなっていない。

実際、「f」「LIFE」などに代表される、 坂本龍一氏のクラシカルな楽曲や 伊福部昭氏の初期作品に通じる部分もないわけではないのだ。 もっというならば、バーナードハーマンの映画音楽といっても違和感がないほど。 才気あふれる旋律、新鮮な和声など聴きどころは多い。

とすると、クラシックというジャンルに分けられているがために、 これほどポップな音楽が知られていないというのは、 非常に惜しいことではないだろうか。 自分に出来ることは、この出会いを大切にしながら、 ジャンルを越えて自分の嗜好にうまく合致する音楽を これからも探していくこと。まだまだ音楽は奥深い…。


今日のひとこと:
フランス六人組が非常に気になる。


1996年01月25日CD発売
「プーランク:協奏曲/グローリア」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「聖なる海の歌声/アディエマス」
何重にも重ねられたハーモニーが絶品。

MUSIC
「アトランティス−創造−/エリック・セラ」
限りなく青い海を連想する。
映画サントラという域を越えている。

MUSIC
「ケルティック・ブルー/クラナド」
やはりケルトミュージックには郷愁を感じる。

MUSIC
「リターン・トゥ・イノセンス/エニグマ」
彼らの後にどれほどフォロワーがいたことか。

MUSIC
「tank!/菅野よう子」
なみならぬ才能を感じる一曲

本日のメモ
1983年04月22日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD「都市.メトロポリス・パリ/ピエール・アンリ」
BOOK「地球はウルトラマンの星/切通理作」
BOOK「花を運ぶ妹/池澤夏樹」



2000.04.23(日)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「オネゲル;交響的運動第一番〜パシフィック2.3.1」


1923年に作曲されたこの曲に未来派の影を見てしまうのは当然かもしれない。

「パシフィック2.3.1」というのは、当時のアメリカの大型機関車のことで、 前輪2、中輪3、後輪1をもった型を指している。 この曲では、機関車の視覚的印象や生理的な欣びを音楽に移そうとしており、 そのコンセプトはまさに未来派のヴィジョンといえる。

1920年にはプラテッラが未来派オペラ「ラヴィアトーレ・ドロ」で オートバイのエンジン音を使用。
1921年にはルッソロがシャンゼリゼ劇場で 未来派コンサート。
1922年にはフフラーモフがソビエト革命五周年イベント 「サインの交響楽」で船の霧笛、工場のサイレンを鳴らす壮大なサウンドパフォーマンスを 展開するなどの未来派的な志向を持った音楽が生み出されていることと、 この楽曲が成立した過程というのは必ずしも無縁ではないようにも思える。 いわばシンクロニシティー的展開と言い切ってしまってもいいだろう。

また音楽のみならず当時の最新技術が音楽に影響を与えたのだという事実も見えてくる。 音楽を聴くだけで様々な背後関係が見えてくる…。ただし意識的に行動いなければならないが。

さて「パシフィック2.3.1」といえば、細野晴臣氏の熱心なファンにとっても、 馴染み深いのではないか。デイジーワールドから二枚のアルバムをリリースしている、 同アーティストがこの楽曲と未来派を意識しなかったはずがなく、 楽曲は別にしてもやはり未来派からの引用と見るのが正しいのではないか。

音楽を聴くということにはルーツ探し、引用元探しをする楽しみもある。 逆にいえばその行為が出来る音楽は奥が深い音楽とはいえないか。 意外な線で意外な曲同士がつながる瞬間の快感は、 一度知ればもう一度味わいたくなるもの。 「パシフィック2.3.1」を起点に「未来派」「技術革新」をテーマにまた辿ってみようか。


今日のひとこと:
1924年にはアメリカ全国ネットラジオ放送開始。
こういう歴史の勉強は実に楽しいものがある。


1998年07月29日CD発売
「オネゲル;交響的運動第一番
〜パシフィック2.3.1」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「lulu/大貫妙子」
坂本龍一氏アレンジ。
この手のかわいい路線いいなあ。

MUSIC
「バンビ/立花ハジメ」
ムーグサウンド。
テイ・トウワ氏って本当に音色にセンス。

MUSIC
「indo/preYMO」
当時リリースされなかった理由がなんとなく…。

本日のメモ
1983年04月23日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD「オネゲル;交響的運動第一番〜パシフィック2.3.1」



2000.04.24(月)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「BTTB(輸入盤)
/坂本龍一」


ソニークラシカルから発売されたこの「BTTB」。 内容は「ウラBTTB」&「BTTB(普及版−1)」&新曲という組合せで 大変お買い得な一枚(ただし、「BTTB」から何曲か除かれている)。 しかし、限定版BTTBを含め全て購入している者としては・・・。

新曲「Reversing」は、不思議なことに 西村由紀江さんの音楽との共通性が感じられる。 彼女の音楽的背景は知らないが、 実は坂本氏と共通する部分があるのかもしれない。

原点に戻って音楽を作り出している坂本氏。 結局、それが一般に受け入れられたということなのだが、 個人的には緻密に電子音楽を作り出す坂本音楽も聴きたい。 それが自分にとって、坂本音楽体験の原点だから。

プラスチックケースの中に コード番号が入ったプラスチック片が入っているが、 一体これは何だろうか?。ご存じの方はぜひ教えていただきたい。 ちなみに37と記載されている。


今日のひとこと:
千のナイフをまた聴いてしまった。


1999年CD発売
「BTTB(輸入盤)/坂本龍一」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「URGE ON!/POLYSICS」
メジャー進出第一弾。…やっぱりギターが…。

MUSIC
「TONG POO/坂本龍一」
「BTTB」版。ピアノだけでこのグルーヴ感。

本日のメモ
1983年04月24日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD「BTTB/坂本龍一(輸入盤)」
CD「CINEMAGE/坂本龍一(輸入盤)」
CD「XCT/POLYSICS」



2000.04.25(火)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「都市.メトロポリス・パリ
/ピエール・アンリ」


石野卓球氏と砂原良徳氏の違いについて考えている。 両方ともテクノというジャンルで括られるが、 実は全く出自が違うような気がする。 音に対する意識の違いといっていいかもしれない。

そもそも電子音楽には3つの起源がある。 自然の音を中心にテープを使い音響的なものに仕上げる、 フランスのミュージックコンクレート、 純粋な電子音だけで構築するドイツのエレクトロミュージック、 そしてミュージックコンクレートに似ているが、 より音楽的なアメリカのテープミュージック。 もっとも、これらはあくまでもおおまかな分け方に過ぎず、 現在、これらの要素は渾然一体化しているのだが。

彼らの音に対する姿勢の違いを説明する場合 これらを引用することは有効ではないかと思う。 つまり石野氏はエレクトロミュージック寄りであり、 砂原氏はミュージックコンクレート寄りということで、 双方の違いというか方向性の違いが分かるのではないだろうか。 砂原氏が電気グルーヴを脱退した理由も分かるというもの。
余談はここまで。電子音楽〜テクノの歴史はそれぞれが勉強のこと。

本題。 このアルバムを作り出したピエールアンリの出自は、 ライナーにも書かれているようにミュージックコンクレートであることは言うまでもない。
このアルバムでは都市の音をミュージックコンクレートの手法で音楽化、 アンリいわく「聴く映画」として作り上げている。 地下鉄、寺院、汽車、作業場、群衆など視覚的な音が連なっている。 この手法で日本の都市を音楽化できたらいいのだが…。


今日のひとこと:
現代音楽、クラシック、テクノ、アンビエント…。音楽は面白い。


2000年02月25日CD発売
「都市.メトロポリス・パリ
/ピエール・アンリ」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「スネークマンショー/YMO&スネークマンショー」
幻の写楽祭。坂本氏の罵声が素晴らしく、高橋氏のなだめる声が哀愁をさそう。

MUSIC
「MASS/YMO」
未発表ウインターライヴ音源から。坂本氏と細野氏のフレーズ応酬がよい。

本日のメモ
1983年04月25日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD「イエロー・マジック・オーケストラ・US版/YMO」
CD「ONE MORE YMO/YMO」
DVD「CLIPS/YMO」



2000.04.26(水)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「イエロー・マジック・オーケストラ(US版)
/イエロー・マジック・オーケストラ」


考えてみれば、初めて聴いたYMOのアルバムであり、 本格的に音楽を聴き始めるきっかけになったアルバムだったように思う。

当時はジャケットと音のインパクトが強かったのだが、 20年以上(!)の歳月を経た今は、音はもちろんのこと、 楽曲の良さ、コンセプトの秀逸さが目立つ。

また注目すべきはジャケットの文字。 当時この文字が周囲で流行した覚えがあるのだが、 ちょうど「エヴァンゲリオン」で極太明朝体が、 出版業界で多用されたことと不思議に合致する。 やはり流行というものは、音楽自体はもちろんのこと、 周辺の風俗に影響をもたらすほどでなければ 本物とはいえないのかもしれない。 (YMOの場合は髪型、サブカルチャー的な文化)

今回のアルバムのライナーノーツにはテイ・トウワ氏、 砂原良徳氏の寄稿しているが、 YMO世代にとって実に分かる内容になっている。

YMOとは何だったのか?。まずはこのアルバムを聴くことから始めたい。


今日のひとこと:
再発マスターで確実に音質が向上している。


1978年11月25日LP発売
2000年04月26日CD発売
「イエロー・マジック・オーケストラ(US版)
/イエロー・マジック・オーケストラ」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「マッドピエロ/YMO」
やはりYMO作品中、一番好きな曲。

MUSIC
「ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲
/伊福部昭」
日本の未来派。脱保守。

MUSIC
「ラヴ・ソー・ファイン
/ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ」
イントロでニヤリ。これが元ネタかと分かる人は小西ファン。

本日のメモ
1983年04月26日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

特になし



2000.04.27(木)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「ONE MORE YMO/YMO」


高橋幸宏氏が監修、選曲、リミックスを施した YMOライブアルバム。 第一回、第二回ワールドツアーの音源が 中心になってしまうのは仕方がないが、 散開&再生ライブ音源からもう少し抜粋してほしかった。 個人的に好きなライブ音源。

目玉はなんといっても写楽祭を取り上げた スネークマンショーラジオ番組の音源か。 坂本氏の聴衆罵倒と高橋氏のなだめる声が対象的で興味深い。 幻の音源だけにこれだけでも購入する価値があると思う。

それにしても考えると個人的にYMOのライブを体験したのは、 再生YMO東京ドームライブ2公演のみ。 もともとライブ派というよりCD派であり、 自宅派ということもあるため、 ライブにはあまり参加する機会がないのだが、 散開ライブだけは生で見たかったと思う。

ここで、同日に発売されたYMO関係のDVDについても触れておきたい。 もともと画質自体が悪いのは仕方がないとしても、 最低限の画質向上を努力してもよかったのではないか。 例えばアニメ、特撮系のDVDでこの程度だったら、 購入者から苦情が出るのが目に見える。 だいたいにおいてLDあるいはビデオに使用したマスターを そのまま使用するのはどうだろうか。 例えば「君に、胸キュン。」。これは画質が非常に悪くせっかくの爽やかさが台無し。 マスターは¥EN卒業記念ビデオのものを使うべきではないかと思う。 (このビデオの画質は非常によいので機会があればぜひ見てほしい)

とにかく、商品を少しでも良くしたいという意識があるのならば、 バンダイビジュアルのこだわりを見習ってほしい。

CD再発についてはYMOファンとして高い評価をするが、 DVDについては商品として改善の必要がある。 マニア層はそれでも通用するかもしれないが、 新たな層に対する配慮は全く感じられない。 今回の両商品に対する製作者側の姿勢の違いが顕著に表れた好例だったと思う。


今日のひとこと:
今後のYMO商品展開に期待…していいよね?。


2000年04月26日CD発売
「ONE MORE YMO/YMO」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「Energy Flow/坂本龍一」
久しぶりに聴いたのだが…。

MUSIC
「Aqua/坂本龍一」
ちゃんと編曲したらかなりよい曲に仕上がるのでは?。
ボーカル抜きのインストでぜひとも。

本日のメモ
1983年04月27日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

DVD/TRANS ATLANTIC TOUR/YELLOW MAGIC ORCHESTRA



2000.04.28(金)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「ライヒ:リミックス」


テクノが好きな層あるいは現代音楽が好きな層が、 それぞれの立場でこのアルバムを聴くことになるが、 両方にとって非常にいい機会になるのではないか。 テクノファンが現代音楽(というよりライヒ)に、 現代音楽ファンがテクノに関心を持ち、 未知なる音楽にふれることができる可能性があるからだ。 実際、ライヒのミニマルミュージックは、 反復がキーワードの一つになっているテクノミュージックとうまくなじむと思う。

自分自身のことを考えてみるとやはりそういうきっかけによって 未知なる音楽を聴くことが多かったように思う。 特にYMOを知ったことが大きかった。 YMOを起点に、坂本氏のサウンドストリート、 各メンバーが雑誌、メディアなどで紹介した音楽、テクノ雑誌、音楽雑誌などを元にして、 辿った結果が約3,000枚のCD所有という結果になったわけで、 初めて意識的に聴いた音楽がYMOで本当に良かった。 そうでなかったら、もっとつまらない音楽体験、人生になっていただろうから。

稀に聴く音楽がないからいい音楽を紹介してほしいといわれることがあるが、 今後の音楽人生に多大なる影響を与えかねないので慎重に対応している。 ただし、それは真剣に音楽を求めている人に限るのだが、 こういう人は提示するだけで自分自身の求めるものを見いだすことができる。

さて、このライヒCDを体験した人は、 これをきっかけにどういう音楽を聴くことになるのだろうか。 テクノファンがフィリップグラスを聴き、 ギャビン・ブライヤーズ、マイケルナイマン、 ブライアン・イーノとたどることになるかもしれない。 現代音楽ファンがテクノ〜テクノポップ〜テクノ歌謡を聴くことになるかもしれない。 あるいは、YMO〜細野晴臣〜エキゾサウンド等など選択の可能性は、 ライヒ体験をしたたくさんの人の数だけある。

これはライヒに限らず全ての音楽にその可能性はある。 まずは一番好きなアルバムから始めよう。 貴方にとって充実した音楽体験を!。


今日のひとこと:
「メディア日記」はアルコ堂主宰者の音楽連環の記録。


1999年03月25日CD発売
「ライヒ:リミックス」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「18人の音楽家のための音楽/コールドカットremix」
テクノ=ライヒの典型的な作品。
大音響で聴きたい。
しかし悲しいかな所詮は抜粋程度か。

MUSIC
「18人の音楽家のための音楽/スティーブ・ライヒ」
やはりオリジナルがいいということか。
演奏家泣かせ。

MUSIC
「ぼくらが旅に出る理由/小沢健二」
久しぶりに聴いたが、
やはりいいものはいい、ということらしい。

本日のメモ
1983年04月28日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

MAGAZINE/SWITCH・5/特集:池澤夏樹
この雑誌は池澤氏を特集した号しか購入しないことにしている。



2000.04.28(金)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
CD

「ライヒ:リミックス」


テクノが好きな層あるいは現代音楽が好きな層が、 それぞれの立場でこのアルバムを聴くことになるが、 両方にとって非常にいい機会になるのではないか。 テクノファンが現代音楽(というよりライヒ)に、 現代音楽ファンがテクノに関心を持ち、 未知なる音楽にふれることができる可能性があるからだ。 実際、ライヒのミニマルミュージックは、 反復がキーワードの一つになっているテクノミュージックとうまくなじむと思う。

自分自身のことを考えてみるとやはりそういうきっかけによって 未知なる音楽を聴くことが多かったように思う。 特にYMOを知ったことが大きかった。 YMOを起点に、坂本氏のサウンドストリート、 各メンバーが雑誌、メディアなどで紹介した音楽、テクノ雑誌、音楽雑誌などを元にして、 辿った結果が約3,000枚のCD所有という結果になったわけで、 初めて意識的に聴いた音楽がYMOで本当に良かった。 そうでなかったら、もっとつまらない音楽体験、人生になっていただろうから。

稀に聴く音楽がないからいい音楽を紹介してほしいといわれることがあるが、 今後の音楽人生に多大なる影響を与えかねないので慎重に対応している。 ただし、それは真剣に音楽を求めている人に限るのだが、 こういう人は提示するだけで自分自身の求めるものを見いだすことができる。

さて、このライヒCDを体験した人は、 これをきっかけにどういう音楽を聴くことになるのだろうか。 テクノファンがフィリップグラスを聴き、 ギャビン・ブライヤーズ、マイケルナイマン、 ブライアン・イーノとたどることになるかもしれない。 現代音楽ファンがテクノ〜テクノポップ〜テクノ歌謡を聴くことになるかもしれない。 あるいは、YMO〜細野晴臣〜エキゾサウンド等など選択の可能性は、 ライヒ体験をしたたくさんの人の数だけある。

これはライヒに限らず全ての音楽にその可能性はある。 まずは一番好きなアルバムから始めよう。 貴方にとって充実した音楽体験を!。


今日のひとこと:
「メディア日記」はアルコ堂主宰者の音楽連環の記録。


1999年03月25日CD発売
「ライヒ:リミックス」

本日聴いた楽曲など MUSIC
「18人の音楽家のための音楽/コールドカットremix」
テクノ=ライヒの典型的な作品。
大音響で聴きたい。
しかし悲しいかな所詮は抜粋程度か。

MUSIC
「18人の音楽家のための音楽/スティーブ・ライヒ」
やはりオリジナルがいいということか。
演奏家泣かせ。

MUSIC
「ぼくらが旅に出る理由/小沢健二」
久しぶりに聴いたが、
やはりいいものはいい、ということらしい。

本日のメモ
1983年04月28日カレンダーはこちらへ


・本日購入&確保した物

CD/
この雑誌は池澤氏を特集した号しか購入しないことにしている。





メディア日記4月中旬へ メディア日記5月上旬へ

メディア日記メインへ




ホームページに戻る

mimo1983への
お手紙はこちら
mimori@chokai.ne.jp

All contents copyright
1983アルコ堂EX・mimo1983