1983アルコ堂メディア日記
12月前半分


このページは未森幸月がその日体験したメディアを紹介するものです。

1998.12.1

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「音楽殺人」 /高橋幸宏 なんというか、かっこいいアルバム。 この時期の高橋氏のアルバムにはこの言葉しか出ない
CD 「スーパーモデル」
/篠原ともえ
なんといっても「クレクレタコラ」(笑)を取り上げたところに 尋常ならぬサウンドプロデューサー石野卓球氏の才能を感じる。 サウンドについても、この時期の篠原氏のキャラクターをイメージを、 具象化していると思う。「チャイム」はほとんど電気グルーヴ。 1996年
発表
CD ベストセレクション
/フィフス・ディメンション
なんといっても、UP,UP AND AWAYは名曲中の名曲。 リアルタイムで聴いていないが、現在でも充分いけるのではないか。
CD 「アフターサーヴィス」
/YMO
1983年12月12日、13日録音のこのアルバム。 もう15年の歳月が経過してしまったという事実はあまりにも重い・・・。 1984年
発表
BOOK 「まぼろし万国博覧会」
/日曜研究家・串間努
1970年、日本万国博覧会、全記録ということで、 まぼろし小学校に引き続き、またまた小学館から発刊されたまぼろしシリーズ。 万博には全く乗り遅れた私ではあるが、当時の息吹が感じられる好著。 1998年
7月1日発行
BOOK 「恐竜文学大全」
/東雅夫・編
明治の奇想天外な物語から、 SFの名作、珠玉のエッセイ、 短歌まで恐竜幻想が詰め込まれた文庫本。 「怪獣文学大全」、幽霊小説をとりあげたアンソロジー「妖髪鬼話」など、 東氏の功績は大きい。 「ホラーウェーヴ2号」の発刊に期待。


1998.12.2

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「源氏物語
サウンドトラック」
/細野晴臣
このアルバムは秋から冬にかけて毎年愛聴するアルバム。 映画では特定の曲ばかりかかっていたが、 細野晴臣氏は源氏物語の世界を独自に解釈して、 響きを重視した曲をたくさん作ったのだが、 ほとんど効果的に使用されることがなかったという、 音楽監督の音の意思が全く伝わらなかった好例。 1987年
発表
CD 「オペラ」
/坂本龍一
坂本氏が選曲したグルッポムジカーレ、 そしてレコード会社が勝手に選曲したグルッポムジカーレ2に続く、 坂本龍一氏が弾くピアノ曲から、オーケストラ曲まで、 クラシカルな楽曲をレーベルの枠を超え、勝手に作ったベスト盤。 というものの、無視されがちな「子猫物語」、 「オネアミスの翼」の楽曲も入っているので、 まあ、良しとしましょうか。 6,000円代のオリジナルアルバムもあることですし。 1996年
発表


1998.12.3

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「YMO
ウインターライブ
1981」
/YMO
音質は悪いが当時の息吹は充分伝わる。 が、所詮はビデオ音源からCD化しただけの商品に過ぎず、 一般向けというよりは、YMO商品を必ず購入してしまう(私も含めて) 完全なマニア向け商品。
音源の権利関係で難しいのだろうが、どうせ商品化するのならば、 全曲収録盤にしたほうがぐっと商品価値が上がるのではないだろうか?。
各都市版「テクノポリス」とか。
1995年
発売
CD 「きどりっこ」
/きどりっこ
キャプテンレコード時代(懐かしい・・・)のアルバム「セレレガンスな愉しみ」、 「流行通信簿」の二枚のアルバムをCD化したアルバム。 てんちゆみさんの声質が非常によい。チープ(死語)で。 あと、個人的に名曲だと思っている「このこのこねこ」がいい音質で聴けるので、 非常に嬉しいものがある。
ところで、彼女たちの消息は一体・・・。
1989年
発表
CD 「誰が
アート・オブ・ノイズを・・・」
/アート・オブ・ノイズ
ZTT時代の第一期アート・オブ・ノイズは今だに大好き。 このドラムは本当新鮮。サンプリングという方法論も斬新だったし、 まさに革命的な一枚という感じ。
彼らの音楽に砂原氏の音楽と通じるものを感じてしまうのは私だけだろうか。 それにしても、beatboxは一体何バージョン存在するのか?。
1989年
発表
CD 「チュチュ」
/越美晴
1992年初CD化された時にはジャケットが変更されていて、 オリジナルジャケットにこだわってしまう自分としては残念な気持ちだった。 もっとも中のインナーは当時のまま再現されていたが。 YENBOXではしっかり昔のものを再現していて嬉しかった覚えがある。 1983年
発表
DVD 「トゥモロー・ネバー・ダイ」 007最新作にして大ヒット作。 アクション映画かくあるべきという見本のような映画。 ドルビーデジタル(5.1CH)で聴きながら、 36型ワイドテレビで観ると劇場では分からなかった 微細な部分が見えてきて、とても楽しい。 音と映像が完全に計算されているというのが実によく分かる。 ほとんどバイブル映画の一本である「2001年宇宙の旅」も、 そういう傾向があった。
次回作に大いに期待。 たとえ、オープニングが女の人のダンスという定番が続いても、 007だけは応援したいもの(笑)。
1998年
発売


1998.12.4

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「スウイング・スロー」
/スウイング・スロー
細野晴臣ユニット。 まさに20世紀のポップス最後の輝きといった趣向がある。 願わくはもっと広義な意味でポップスを取り上げていただければと思う。 日本の60年代良質ポップスのようなものとか。 1996年
発売
CD 「サラヴァ!リミックス」
/高橋幸宏
同アルバムのリミックス盤。 まず、ジャケットの色調が素晴らしい。 オリジナルは色が退色しているような状態だったが、 この焼きは素晴らしく良い。 音楽とは直接関係ないが、まさに「サラヴァ!」のイメージ。
音楽については何故リミックスしてオリジナルの良さを壊してしまったのか、 いささか疑問を感じてしまう。 この時期、リミックスという方法論が一種流行になっていたのだが、 何もこんな形で・・・、という思い。 リマスター程度で留めておいてほしかった。
1984年
発表
CD 「ロマンティック・ムード・オブ
ジャッキー・グリスン」
/ジャッキー・グリスン
アメリカキャピトルレコードは本当に良い音源の権利を持っていると思う。 マーティン・デニー、レス・バクスター等など。 もっとも権利を持っているだけで、発売しないのであるならば、意味はないのだが。 このジャッキー・グリスンのアルバムは発売された幸運な例だと思う。 彼について詳しく知らないのだが、 1952年のデビューアルバム 「ミュージック・フォー・ラヴァーズ・オンリー」を 50万枚も売った人だということ。 いわゆるムード音楽。 1996年
発売
CD 「ヴィーナス誕生」
/岡田有希子
坂本龍一氏が作曲した「くちびるNetwork」、 「WONDER TRIP LOVER」、 「眠れぬ夜のAQUARIUS」を収録したアルバム。
サウンドプロデュースはかしぶち哲郎氏。 中でも「WONDER TRIP LOVER」は、 「未来派野郎」収録の「バレエ・メカニック」。
1986年
発表
CD 「ぜんぶ言ってしまおう
/ミユキ」
声質がいいので好き。 例えるならば、女子学生風(古い表現)EPOという感じか。 「あたまなでて」は本当に名曲。 1994年
発売


1998.12.5

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
映画 「アルマゲドン」 先行上映会ということでさっそく観ました。 (特撮系については必ず見るようにしているので) とにかく、特撮が凄くて驚愕。 まあ、宇宙にあがってからの特撮もいいのですが、 打ち上げシーンの特撮は(もしかしたら一部はライブ映像か?) 「オネアミスの翼」、「ライトスタッフ」、「スペースキャンプ(笑)」が、 好きな私にとって鳥肌ものでした。 テーマ、物語など語りだすときりがないですが、 とにかく特撮技術に感服しました。 US版「ゴジラ」で物足りなさを感じた私も満足も二時間半でした。 1998年
CD 「夢恋人」
/藤村美樹
テクノは嫌いだった、藤村美樹さんのデビューアルバムにして、 ラストアルバムの本作。 細野晴臣、高橋幸宏、松本隆、白井良明、大村憲司など、 いわゆる大御所たちが大挙参加している。 細野晴臣流テクノ歌謡が十分楽しめる出来になっている。 現在は廃盤になっているのが残念。 (徳間ジャパンさん、伊藤つかさも再発されたことだし、本作もいかがでしょうか) 1985年
発表
CD 「錻力の太鼓」
/JAPAN
JAPANのラストアルバムにして最高傑作という冠に偽りなしの傑作アルバム。 この時期YMO関係者との濃密な音楽を通じての交流が続いていただけに、 シンセの音色など影響が見えつつも、独自の世界が形成されている。 全編を通じてドラムの音がいいので、ぜひにとお勧めできるアルバム。 1996年
発売
CD 「システム7」
/システム7
最近の音響派しているテクノも好きだが、 ポップなテクノ(?)というのもごくたまに聴くと実に新鮮。 一曲目にはマルコムマクラレンの音がサンプリングされていたりして、 元ネタを探すのも楽しい。 1992年
発表
BOOK 「書物の王国12
/吸血鬼
国書刊行会刊」
古今東西テーマ別文学全集の12。 1998年
発売


1998.12.6

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
LD 劇場用アニメーション映画
「耳をすませば」
改めて美術がすごい作品だと実感した。 現実の風景を丁寧な作画でトレースすることで、 主人公月島雫が生きている世界がリアルに感じることができた。 製作者のこだわりのおかげでほとんど実写映画を見る感覚で楽しめる。 そして、今の自分にとって必要なものが 詰め込まれているような気がしてならない。 1995年公開作品
BOOK 「ふとふり返ると」
/近藤喜文
「耳をすませば」の監督を務められた近藤氏の画文集。 この画集を読むとあの映画に注がれた 監督の優しい思いがどこから生まれたのかが分かる気がする。
あの宮崎監督と共にジブリ作品の作画を支えた近藤氏。 今年1月21日、解離性大動脈瘤のため47歳という若さで永眠された。
1998年
発表
CD 「耳をすませば
イメージ・スケッチ」
/野見祐二
ご存知「おしゃれテレビ」の野見祐二氏。 坂本龍一氏のサントラなどの補助的役割を経つつ、 この作品のサウンドトラック製作を担当、 音楽監督としてジブリ作品音楽の新たなイメージを作り上げた。 考えてみたら、野見氏の作る音楽というのは、実に映画的なわけで、 サウンドトラック製作には非常に適した人材といえるのではないだろうか?。 今後の活躍に期待したい。 1995年
発売


1998.12.7

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD YEN−YEARS
YMO
YEN・BOX−2に収録されていたCD盤。
YMOの未CD化作品などが収録されている。
「サーヴィス」全曲のインスト、 「PROPAGANDA」オリジナルスタジオヴァージョン、 「君に、胸キュン。」、「過激な淑女」、「以心電信」インストヴァージョン、 などなどが収録されたもの。
中でも「サーヴィス」全曲インスト版が気にいっている。
「LIMBO」、 「THE MADMEN」、 「CHINESE WHISPERS」で、 聴ける細野晴臣氏のベースは渋すぎる。 しかもそれでいてカッコイイ。
それにしても、YEN・BOX−2が 高額商品(¥29,800)だったのが惜しまれる。
1996年
発売


1998.12.8

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「アセンブラージュ」
/JAPAN
国内未CD化(当時)オリジナルベスト「アセンブラージュ」に、 世界初CD化五曲を含むレア・ディスクをプラスした二枚組アルバム。
ただし、JAPANが商業的に成功を得るヴァージンレコード移籍前の アリオラ時代の音源のため、後期JAPANが好きな向きには 必ずしもオススメというわけにはいかないのが惜しまれる。
ともあれ、後期JAPAN、ラストライヴが好きな方にとっては、 印象深いであろう「ライフ・イン・トウキョウ」がヴァージョン違いで、 四パターンほど収録しているのが、買いといえば買いといえるかもしれない。 いずれにしろ、若きJAPANを堪能できる、そんなベストアルバムである。
1995年
発表
CD 「RAIN−TREE−CROW」
/RAIN−TREE−CROW
かつてのJAPANのメンバーが再集結、レコーディングしたアルバム。 JAPAN時代の下世話なまでのサーヴィス精神あふれた音楽ではなく、 過激なまでに静まり返った音世界を展開している。 (どちらかといえばデビッド・シルヴィアンの世界か?) 日本の写真家である藤原新也氏の写真を使用したジャケットが それを端的に物語っている。 1991年
発売
CD 「WE WITH YOU A MERRY CHRISTMAS」
/YEN-ALLSTAR`S
細野晴臣、高橋幸宏、上野耕治、大貫妙子、越美晴、立花ハジメ、 戸川純、ピエールバルー、ムーンライダース、伊藤銀次が集合、 クリスマスをテーマに曲を持ちよって作ったアルバム。 この時期のみ毎年聴いくようにしている。
発売されたのが1983年11月だから、 かれこれ16年あまり毎年の年中行事の一つなのかもしれない。 どの曲も好きなものばかりだが、 特に高橋氏の「ドアを開ければ・・・」がベスト。 この曲にまつわるエピソードの一つに、 当時「サウンドール」でこのアルバムにまつわる特集が組まれ、 小説が掲載されたことがある。
1983年
発表
CD 「BONUS−DISC
/YEN−BOX.1」
YEN−BOX.1に特別盤として付属してきたディスク。 内容はYENレーベルで発表された未CD化音源など。 特に聴きどころは、名曲「鏡の中の10月」の ヴォーカルレスヴァージョンが収録されていること、 細野晴臣氏のCM曲、以心電信60秒ヴァージョンなど。 「鏡の中の10月」はほとんど後期YMOのアルバムに収録されていても、 おかしくないほどの曲。 1996年
発売
CD 「YEN‐MANIFOLD.1」 YENに所属していた「インテリア」 「上野耕治」「テストパターン」らが集合、 それぞれが曲を持ちより作り上げたオムニバスアルバム。 これにイノヤマランドがいれば完全なのだが。 当時セールス的に盛り上がらず、あっという間に廃盤になったが、 今にして思えば実に当時のアンビエント感覚あふれた音楽だったなと 感じられる。 1983年
発売
CD 「テッキー君とキップルちゃん
/立花ハジメ」
この時期のアルバムには好きなものが多い。 坂本龍一「音楽図鑑」、 高橋幸宏「ワイルド・アンド・ムーディー」、 細野晴臣「SFX」と、 アフターYMOをそれぞれが暗中模索していた時期なのだなと、 改めて感じる。
そして、立花ハジメ氏の前二作の内に向っていたエネルギーが、 外へと向った記念すべきアルバムであり、 YMOを経過した三人とはまた違った、 サンプリングに対するコンセプトと方法論で作り上げた、 力強いアルバムになっている。
カッコイイ立花ハジメ氏を体験したい方にはおすすめしたいアルバムである。
1984年
発売


1998.12.9

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「千のナイフ」
/坂本龍一
私にとってのBTTBといえるアルバム。 発売から二十年もの(!)歳月が経過しているのに、 アイディアに全く古さを感じられないのが驚異。 何度聴いてもいいものはいい、という良い見本。 1978年
発表
CD 「ラブレター」
/オリジナル・サウンド・トラック
鈴木慶一氏も冒頭で出演している映画のサウンドトラック。
神戸に住む渡辺博子(中山美穂)が、山の遭難事故で フィアンセの藤井樹を亡くして2年が経った。 三回忌の帰り道、樹の母、安代に誘われて樹の家を訪れた博子は、 中学時代の樹の卒業アルバムを見つける。 樹は、かつて北海道・小樽に住んでいた。 博子は、アルバムの住所録にあるその住所を手首に書き取った。

「拝啓 藤井樹 様 お元気ですか? わたしは元気です。 渡辺博子」

天国に送られた一通の手紙。 小樽に住む藤井樹(中山美穂)のもとにその手紙が舞い込んだのは、 それから数日後のことだった。
というような映画。 この映画で中学時代の二人を演じた柏原崇くんと酒井美紀ちゃんは、 この後、「白線流し」に出演する。
名作かどうかは分からないが、 ぐっとくることうけあいの映画。ぜひご一見のほどを
1995年
発売
CD 「ファンタスティカ」
/ラス・ガルシア
エキゾティックな旅は南国のみに収まりはしなかった。 より遠く、より遥か彼方への旅、宇宙へエキゾティックを求めたのだ。 ということで、「禁断の惑星」などチープなSF映画の雰囲気を持ったこのCD、 冬期間の愛聴盤になっている。(夏はエキゾもの、冬はスペースものと) 1950年代後期
発表
CD 「SPACE−CAPADES
/ウルトラ・ラウンジ・シリーズ3」
このオムニバスシリーズはどの盤も素晴らしく良い。 アメリカキャピタルレコードがいかにこの手の音楽に理解があったかが、 一望できる。このディスクは宇宙をイメージできる曲を集めたもの。 「ファンタスティカ」と併せて聴くと、気分は50年代の宇宙空間。 1996年
発売


1998.12.10

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「バリ万華鏡
−声・儀礼・竹の音楽」
/バリの音楽
キングレコードのワールドミュージックライブラリーは質が高く、 特にガムランものは民族音楽と意識せずに聴けるものが多い。 このディスクに収録されている「ジェゴッグ」のグルーヴは、 ほとんどテクノ。 1990年
バリ録音
CD 「THE ART OF NIPPONOMICS」
/スーパー・エキセントリック・シアター
YMOのアルバム「サーヴィス」にも参加した三宅裕治主宰のSET初アルバム。 彼らのギャグと高橋氏の音楽で構成されている。 「BEAT THE RAP」は本当に音が良い。 ギャグは分かりやすいゆえに、風化も早かった。 1984年
発売
CD 「BGM」
/YMO
メディア日記には書いていないが、 実はこのアルバムと坂本龍一「未来派野郎」は 自分にとって大切なアルバムで、 ほとんど毎日聴いているアルバムである。 (毎日でも書きたいのだが、きりがないのでここでは省いている) 自分にとって、すべてのアルバムの評価はこの二枚が 判断基準になっているといっても言い過ぎではない。 やはり、いいものはいい、悪いものは悪いのだ。 1981年
発表


1998.12.11

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ル・ポレン」
/ピエール・バルー
1993年CD文庫として発売された時に、 非常に嬉しかった思い出がある。 いささか古い表現で恐縮だが、「大人の一枚」といった趣向のアルバム。 1982年
発売
CD 「蜜の味
〜ビタースウィート・サンバ」
/ハーブ・アルバートとティファナ・ブラス
ジャケット、音楽ともにいかにもA&M的な音楽。 おなじみ「オールナイトニッポンテーマ」、ビタースウィート・サンバ始め、 どの曲もすぐに口ずさむことができる魅力的な曲ぞろい。 21世紀に残したい好盤。 1965年
発売
CD 「バート・バカラック・ソングブック」
/A&Mアーティスト
A&Mといえばバート・バカラックというイメージが強いが、 この日本オリジナルのアルバムはA&Mを代表するアーティストたちが、 バート・バカラックの音楽をカバーしたという実に豪華なアルバム。 とにかく、どこをとっても名曲、名演奏ぞろいのアルバムであり、 文字どおり彼の音楽を俯瞰することができるものに仕上がっている。 1995年
発表


1998.12.12

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「アフター・サーヴィス」
/YMO
あれから15年。1983年12月12日、13日の YMOファイナルライヴを収録したアルバム。
当時は武道館にはいくことはかなわなかったが、 15年間このアルバムを聴く度、 あの冬のことを思い出さずにはいられない。 個人的に、YMOライヴ音源の中でもっとも好きな音である。 それにしても、15年か・・・。
1984年
発売
CD 「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」
/イエロー・マジック・オーケストラ
考えてみたら、一番最初に購入したアルバムが「BGM」だったせいか、 このアルバムの印象にはそれほど強烈なものがない。 テレビやラジオであれほど「テクノポリス」や「ライディーン」を聴いていたにもかかわらず。 当時、BGMの魅力に取り付かれた中学生の自分は、 このアルバムに対して妙に構えていたことを思いだす。 今、改めて聴くと実にポップで当時の子どもたちが熱狂した理由が分かるような気がする。 坂本氏のキャスタリアはやはり名曲だった、としておこう。 1979年
発売


1998.12.13

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「東宝映画ミュージックファイル
伊福部昭映画
音楽デビュー50周年記念盤」
/伊福部昭
昨年度は伊福部昭氏の回顧が大々的に展開されたことを思いだす。 私にとって伊福部昭氏はバート・バカラック、 バーナード・ハーマン、エリック・セラなどと並んで 好きな映画音楽の作曲家だが、1947年の「銀嶺の果て」から、 ゴジラシリーズを経て1978年の「お吟さま」までを一気に聴くと、 日本映画音楽界において武満徹氏などと同じように、 実に希有な存在だあったことに気が付く。 現在ゴジラVSデストロイア以降伊福部昭氏の映画音楽は 鳴りをひそめているが、来世紀からならずしや公開されるであろう、 新ゴジラシリーズではまた伊福部節を期待したいものである。 1997年
発売
CD 「大地のうた」
/西村由紀江
NHKの番組「にっぽん列島小さな旅」という番組を見ていたら、 彼女の音楽が流れてきた。その瞬間非常に懐かしい思いにかられ胸にきた。 ちょうど坂本氏の「セルフ・ポートレイト」、 「黄土高原」、「バレエ・メカニック」などを初めて聴いた時の 感覚に似ていたことに思い付く。 「ひだまり」という曲がそのタイトル。
西村氏についてまったく知らないのだが、 こういう音楽との出会いは大切にしたいと思っている。
1998年
発売
DVD 「コンタクト」 あまりヒットした作品ではないが、2001年宇宙の旅、未知との遭遇などの 映画が好きな人は好感を持つであろう作品。 派手ではないのだが、心に残るそんな映画だと思う。 物語は電波天文学者エリーナ”エリー”アロウエイ博士は、 幼い頃からある答えを求め続けてきた。 「なぜ、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。 やがて、そんな彼女の願いが本当に天に届いたかのように、 そのメッセージは宇宙から送られてきた・・・。 という感じ。 1997年
公開


1998.12.14

メディア タイトル 感想(その日の気分) 備考
CD 「ドラミング」
/スティーヴ・ライヒ
「アフリカのリズム構造の本質とは、 同じ、あるいは相互に関連のある、複数の反復音型が それぞれちがった第一拍の位置をもつ」 というライヒの考えはそのままこのアルバムのコンセプトに合致する。 ミニマリストである彼の音楽は実に理詰めであり、 極力感情的なものを排する傾向にあるのだが、 それが彼の音楽の特徴であり、魅力なのだと思う。
現代音楽に興味はあるのだが、何か難解なイメージがある、 あるいは過去に現代音楽でひどい目にあっているという方にこそ、 ぜひライヒの音楽(ノンサッチレコードの音楽といってもいいのかも知れない) に触れてほしいものだと思う。 坂本龍一氏の「1919」マニアな方も是非。
1987年
発売
CD 「フィフス・エレメント
オリジナルサウンドトラック」
/エリック・セラ
一聴してエリック・セラの音楽だと分かってしまうのは、 やはり彼の個性なのだろう。 007の映画「ゴールデン・アイ」でも、 彼の音楽の個性が強すぎて、 007の映画という感じがしなかったものだが、 彼が独自の音楽観をもって仕事に取り組んでいるということなのだろう。 ところでこのアルバム23世紀の音楽を作れという 盟友リュック・ベッソン監督の言葉により取り組んだ作品。 7作品の音楽を手がけているだけに、コンビネーションは抜群。 彼の音楽にある空間描写と映像が実にマッチしていたことを思いだす。 結局、「レオン」「グラン・ブルー」などの現代劇であろうと、 「フィフス・エレメント」などのSF映画だろうと、 監督との相性次第なのだと実感してしまう。 1997年
発売
CD 「ボーイ・ソプラノ」
/越美晴
冬といえばこのアルバムを思い出す。 どの曲も思い出深いアルバムだが、 特に「走れウサギ」は名曲。 ここ数年の耽美な越嬢の音楽もいいが、 こういうポップさが欠如している。 企画ものとしてでもかまわないので、 ぜひこの手のものをお願いしたい。 ラスト曲「リップ・シュッツ」はFOE魂全開、 いかにもFOE的な編曲が光る曲。 お聞き逃しのないように。 1986年
発売


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