1983アルコ堂メディア日記
2001年4月上旬分


このページはmimo1983がその日体験したメディアを紹介するものです。
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2001.04.01(日)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「シャイン/ステファン・グラッペリ&ディヴイッド・グリスマン」
言葉に頼らず音そのものが楽しい音楽というのはなかなかないけれど、 ステファン・グラッペリの音楽にはその楽しさが確実にある。 いわゆる笑える音楽、という意味ではなく、むしろ微笑む、に近いかもしれない。 音楽を聴くことで微笑みが生まれたら素晴らしいことではないか。

MUSIC
「ミスターモンキーマジックオーケストラ/電気グルーヴ」
今の電気グルーヴファンが望んでいる音楽は何だろうかと思うことがある。 最先端のテクノか、あるいはユーモアにあふれた毒のあるポップか、 さらには80年代初期テクノポップなのか?。 カギは恐らくこの春発売される石野卓球ソロアルバムの中にあるはず。 ただ、それが指示されるかどうかはまた別の話ではある。

MUSIC
「サマータイム・サマータイム/ピチカート・ファイヴ」
最新ベストアルバム「」ヴァージョン。やはり初期ピチカートが一番好き。 どうせだったら個人的に最高傑作アルバムだと思う「カップルズ」を リメイク=セルフカバー(?)してほしいもの。 …書いててそれ、聴きたい気がしてきた。

MUSIC
「ID/坂本真綾」
セカンドアルバム「ダイブ」から。 声優アルバムはかつてのアイドルアルバムと同じく、 時代と一緒に風化するものが多いが、 中には突出したアルバムも確実にある。 いずれにしろ確実に言えることは自分の存在理由について 勘違いしていないということ。坂本嬢にはこれからも戦ってほしいと思う。

CD
「パブリック・プッシー/エロー・マジック・オーケストラ」
書くのが結構恥ずかしいですけれど…。音はほぼ完コピーという感じ。 YMOのパブリック・プレッシャーと比較しつつ聴くのが通の方法。 それにしても次はどのアルバムだろう。できれば定期的に発売してほしいが、 ちょっと品が…。

CD
「トリビュート・トゥ・バート・バカラック」
天才作曲家バート・バカラックのメロディーを 90S東京オルタネーティブンシーンのアーティストがカバー。
基本的に彼しか作り出すことができないメロディが、 うまく生かされていれば何も問題もないのだが、 勘違いしてしまっているアーティストもいるのが非常に惜しい。 トリビュートものだと単純に諦めてもいいものだろうか。 いや、姿勢の問題だと思う。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月01日分



・本日の言葉

たくさんの人に届く言葉もあるけれど、 ごく少数が救われる言葉というのも確実に存在するわけで、 その少数に届く言葉を大切にしたいと思う。



2001.04.02(月)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「MIDORI NO UMI/スピリチュアル・ヴァイヴス」
最近の竹村延和音楽も好きだが、やはりこの感じがとてもいいので、 ぜひまた取り組んでほしいもの。電子音はまったく使っていないけれど、 精神的にはテクノとしかいいようがない音楽だったりする。 テクノとは何ぞや?。答えは全ての音楽に隠されている。

MUSIC
「青空は泣かない/P.S.ヴィーナス」
GSサウンドにはまったく興味がないが、 ソフトロックという視点から捉えると 非常に興味深い楽曲が多数存在していることに気づく。 それにしてもつくづくCD「ソフトロック・ドライヴィング」シリーズの 廃盤が惜しまれる。こんなことならば発売と同時に購入すべきだった…。

MUSIC
「Albireo/スピリチュアル・ヴァイヴス」
スリリングな演奏、たどたどしい歌。最高の一曲。 日曜日の午後、ほんの少しだけ元気がほしいとき、ぜひ聴きたい。 それにしてもスピリチュアル・ヴァイヴスの音楽は実に和む。 「癒し」ではなく「和み」の方が断然いい感じ。

CD
「世界中がI love you/高橋幸宏」
会心の作でもある1999年リリースアルバム「THE DEAREST FOOL」から。 やはり彼にはこの路線が似合う。適度なテクノの香りあふれるサウンド。 そろそろソロアルバムをリリースしてほしいと思うのだが…。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月02日分



・本日の言葉

変わらない環境においていかに新しい気分で物事に取り組むことができるかどうか。



2001.04.03(火)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「SARAVAH!/高橋幸宏」
今年はなぜか1983年当時の心境になっていて、 あの時期によく聴いた作品を再び聴いている。 この作品もそのひとつ。 例え回顧派と呼ばれようと音楽ひとつで当時の心境になれるのならば…。

MUSIC
「PRESENT/高橋幸宏」
ファーストアルバム「SARAVAH!」から。 坂本龍一のサウンドストリート、読者からの手紙で、 この曲を卒業式のクラス予餞会でかけたら、 みんな泣いていたという話を聞いて納得した覚えがある。 なんというか希望にあふれていて、なおかつ切なくなる楽曲。

MUSIC
「SUNSET/高橋幸宏」
同上サンストで初めて聴いた曲。いまさらながら本当にこの番組にはお世話になった。 当時の思い出は半分眠りながら聴いたせいもあるが、 曲自体に浮遊感あふれる印象がある。シンセの使い方も好み。

CD
「SARAVAH!/高橋幸宏」
デビューアルバムでここまでマニアックに作ってもいいのだろうかという感想がひとつ。 YMO前夜に作られたアルバムだが、やはりあの三人の誰が抜けてもYMOは成功することはなかったのではないだろうか、 そんなことを思うのだった。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月03日分



・本日の言葉

例えば過去の、特に相手のプライベートにかかわる秘密を吹聴する人間は淘汰されるべき。 それが最低限のルール。



2001.04.04(水)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「SCHOOL OF THOUGHT/高橋幸宏」
「SARAVAH!」路線を期待したファンは驚いたのではないか。 電子音から始まるセカンドアルバム「音楽殺人」には、 この時期のテクノポップ(高橋的なテクノポップというべきか)が詰め込まれている。

MUSIC
「BLUE COLOUR WORKER/高橋幸宏」
細野晴臣作品。細野作品は特に海外向けと思われる雰囲気がある楽曲が とてもいいのではないかと思う。例えばサンディ&ザ・サンセッツ「ステッキー・ミュージック」とか、 YMO「ロータス・ラヴ」とか。この曲もそんな匂いを感じさせる一曲。

MUSIC
「BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL/高橋幸宏」
ザ・ベンチャーズに提供した楽曲のセルフカバー作品。 とにかくノリがいい曲。「音楽殺人/高橋幸宏」といえばこの曲を思い出すことが多い。

CD
「音楽殺人/高橋幸宏」
小西康陽氏が絶賛する傑作アルバム。 まずはこんなにクールですごいアルバムだったのか、という感想がまず先立つ。 ここまでシンプルなのに力強いポップなアルバムも最近ないのではないか。 プロの仕事というのは素晴らしいと実感させられる。 それにしてもファーストアルバム「SARAVAH!」に続いて、 このセカンドアルバム「音楽殺人」の充実はどうか。 YMOもあったし、本当にいい時代だったなあ。

CD
「カメレオン/ザ・ベンチャーズ」
加藤和彦、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一、近田春夫、糸井重里、 梅林茂、山下康、松武秀樹などの協力で誕生した奇跡のエレキ・テクノ・アルバム。 長年CD化を待ち望んでいた1980年リリースアルバムのひとつだが、 結成40周年(!)を迎えた2000年にCD化、感慨深いものを覚えたのだった。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月04日分



・本日の言葉

人生は短いけれど、けっして無理はしないこと。 きっと理解してくれる人がいるはずなんだから。



2001.04.05(木)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「カーテン/高橋幸宏」
坂本龍一作品。高橋氏が坂本氏の楽曲を取り上げると、 非常にいい作品になるような気がする。 この作品はその好例といえるのではないか。 音色も好みだし、この時期の雰囲気が非常に色濃く表れているような気がする。

MUSIC
「コネクション/高橋幸宏」
坂本龍一、大村憲司、トニーマンスフィールド参加。 硬い音色がとにかく好み。音響派作品がとにかく好きな理由の一つに 言葉に頼らず音で全てを表現するという部分があるのだが、 この楽曲にも同じものを感じる。

MUSIC
「神経質な赤いバラ/高橋幸宏」
もはやタイトルだけで全てが分かるような気がする。 この時期、高橋氏の歌詞はすでに完成の域に達しているが、 幻想的でなおかつ抽象的な歌詞は一見に値する。 じっくりと音と詞を味わってほしいもの。

CD
「ニウロマンティック/高橋幸宏」
ある意味で彼の発表したアルバム中において最高傑作といえる。 何度聴いても発見がある稀有なアルバムと断言しておこう。

CD
「瞳水晶/遊佐未森」
ようやく気分的に春を迎えたように思える今日この頃。 次の休日にはこのアルバムを聴きながら、 外に飛び出していこうか。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月05日分



・本日の言葉

続けること、意味はそれからでも充分生まれるはずだ。



2001.04.06(金)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「THROUGH MY WINDOW/DOOPEES」
さわやかな初夏の風を感じるような曲。それにしてもヤン富田氏プロデュースの このドゥーピーズ、正体は一体…。でも謎のままにしておく音楽集団があつてもいいのかもね。 最初に音ありき。それが自分に合っている向きなのかもしれない。

MUSIC
「咲くといいな/遊佐未森」
淋しくなるとこの曲を聴く。ただ、以前のような気持ちではなく、もっと前向きな気持ちなんだけど。 自分自身の成長と共にいつまでも聴くことができる曲にめぐり合えたこと、とても嬉しく思っている。

MUSIC
「小鳥/遊佐未森」
トニーマンスフィールド参加。それにしても一聴して彼が手がけた作品だと分かるのはすごい。 これが本当の意味での個性というものなんだろう。他者が追随することができないような作品を作り出す アーティストをこれからも支持していきたい。

CD
「ドゥーピータイム/ドゥーピーズ」
全国的には聴いている人もいるだろうけれど、自分の周囲で聴いている人が想定できない場合、 なぜか優越感を感じるんだけど、それって実は非常に貧しい思想なんだよね、きっと。 そこにとどまらないような方法論を模索するべきなんだろうと思うな。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月06日分



・本日の言葉

「本当に親しい人にしか心を許さない」という指摘は、恐らく正しい。



2001.04.07(土)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
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MUSIC
「ふたりで出かけよう/ラブライフ」
やはりかの香織さんの声は特徴があるなあ。 というか、彼女の声が曲に入ってくるだけで、 全体の雰囲気が引き締まる感じ。 このサウンドでゲストに女性ボーカルを迎えるのもいいかもしれない。

MUSIC
「ファム・ファタール〜妖婦/細野晴臣」
今から二十年も前の話。この曲が持っている独特の雰囲気と空気感は、 今活躍しているアーティストたちには絶対醸し出すことはできないだろう。 70年代の混沌とした時代の最後の輝きがここには隠されている。 ただし、それは一般的なものではないのだが。

MUSIC
「Rule〜色褪せない日々/坂本真綾」
最新アルバム「ルーシー」から。 この曲と「マメシバ」が現段階で個人的なベスト曲。 それにしても坂本真綾、いい年齢の重ね方をしている。 上昇志向が強すぎる某声優とは大違い。

CD
「ルーシー/坂本真綾」
うーん、期待していたのと少し違う出来だったなあ、というのが感想。 もっと「マメシバ」路線を追求してほしかったんだけど、 これは仕方がないことかもしれない。曲のタイトルは独特で好きなんだけどね。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月07日分



・本日の言葉

簡単に自分自身の心を開くことはない。 それによって例え誤解を招いたとしても。 百人に誤解されても少数の人たちに理解される方を選びたい。



2001.04.08(日)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「ディス・ワールド・オブ・ウォーター/ニュー・ミュージック」
カワイくてなおかつポップ。しかしその実態は実験的なサウンド、という個人的に理想的な音。 こういう音ばかり聴いていたいものだが…。セカンドアルバム早くCD化されないものだろうか。

BOOK
「むくどり通信/池澤夏樹」
週刊朝日に連載されていたエッセイを一冊にまとめたもの。 この頃のものは実に読みやすい。巻を重ねる度、 いわゆる沖縄関係の話題が占めるため、科学や地学的なエッセイが少なくなるのが非常に惜しい。 でも、読みやすいので日頃本を読まない人にもぜひともオススメしたい。

MUSIC
「P-MACHINERY/PROPAGANDA」
デヴィッド・シルヴィアン作詞。プロパガンダの音は春になると何故か聴きたくなる。 特に爽やか、というわけでもないのだが。この曲の盛り上がり方は尋常ではない。 高揚感覚をぜひとも味わっていただきたい。

CD
「WHAT,ME WORRY?/高橋幸宏」
ジャケットも音も歌詞も何もかも好きなアルバム。1982年の発売以来、早19年。 何度聴いても飽きない。恐らく死ぬまで聴きつづけるだろう。そして自分が死んだ後にもこの音楽だけは生き続けるのだ…。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月08日分



・本日の言葉

心が安心する方法を早く見つけること。 きっと楽になれるはずだから。



2001.04.09(月)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「FOREST NOTES/遊佐未森」
この静寂に満ちた音。 遊佐の新境地だったという意味が今更ながら分かった気がするのだ。 アルバム「ハルモニオデオン」後の肩の力の抜け具合がいい感じ。 久しぶりにコンサートへ行きたい。

MOOK
「宇宙船YEAR BOOK 2001」
毎年恒例、日本国内で公開された(国内外問わない)特撮を集大成した資料本。 これ一冊で2000年の特撮作品の全てが分かるといっても過言ではない。 それにしても今年は「2001年宇宙の旅」の年、なんだなあ。 人類は簡単に宇宙に行くことはできなかったけれど、 かつて予測した以上のSF的状況が今、 現実に起こっているということは実に感慨深いものがある。 これから先、100年後どんな世界が待っているのだろうか…。

MUSIC
「男において/高橋幸宏」
男はこうでなければ、または女はこうでなければ、と ステレオタイプ的にしか考えられない人間が実に多く、 辟易することが多いが、 高橋氏のなさけない男シリーズともいえる一連の楽曲は、 それを超越していて非常に興味深いものがある。 また、いわゆる枯れぶりも堂に入っていて、 もはや高橋氏にしか醸し出せない味になっている。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月09日分



・本日の言葉

自分の言葉には責任を持ちましょう。 本当にその言葉を他者に届ける自信があれば、の話だけど。



2001.04.10(火)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディア

MUSIC
「FLAHBACK/高橋幸宏」
坂本龍一提供。この曲が高橋氏の作品中一番好きだということは、 実はアルコ堂主宰者は坂本派ということか?。 というより、坂本+高橋という組み合わせの勝利という気がする。 とにかくこの曲を聴くと懐かしい気持ちで一杯になる。

MUSIC
「DISPOSABLE LOVE/高橋幸宏」
ピーターバラカン言うところの彼の最高傑作曲というところか。 日本語版もいいが「WHAT,me…」版がなんといっても捨てがたい。 歌詞がまた奥深いものがある。

MUSIC
「Its gonna work out/高橋幸宏」
いかにもホワイト・ノイズ研究家として、 この時点での持てる技を全て使いました、 というような曲に仕上がっている。 この高橋氏にしかできない独特の音は本当に捨てがたい。 この時期の未発表音源はないのだろうか。

MUSIC
「LOOKING FOR ATLANTIS/Prefab Sprout」
プリファブ・スプラウト(というかパディ・マクアルーン)の音が本当に好きで、 不定期発売されるアルバムをとても楽しみにしている。 この曲が収録されているアルバム「ヨルダン:ザ・カムバック」も彼らの音が好きになってから発売された、 待ちに待ったアルバムだったような記憶がある。 大作ということもあり聴き応えもあるのだが、 大上段に構えた本作品以後、内面に触れるような作品へと移行していくのが、 興味深い。さて、また新しいアルバムを聴くことができるのは一体いつのことなのだろうか…。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー−1983年04月10日分



・本日の言葉

世界で一番素敵なものは、やはり自分の中にあり、 それを見つけ出すことができるのは自分とその周囲にいる信頼できる人たち、 ということなんだろう。





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