1983アルコ堂メディア日記
2001年6月下旬分


このページはmimo1983がその日体験したメディアを紹介するものです。
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2001.06.21(木)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

CD
「デジタルトリップ
さよなら銀河鉄道999
シンセサイザーファンタジー/東海林修」

先月に引き続き「銀河鉄道999」エターナルエディションシリーズ購入。 今回の特典はなんと「デジタルトリップさよなら銀河鉄道999シンセサイザーファンタジー」全曲収録。 1981年発売当時、テープでダビングしてもらったことはあるが(銀河鉄道派ではなかったので)、 実に20年ぶりの再会というところ。 特に同音源を収録するという告示もなかったため思わぬ贈り物になった。

デジタルトリップシリーズをご存じない方のために若干説明するが、 特撮、アニメ作品の音楽をシンセサイザーで演奏するという、コロムビアレコードの企画アルバムシリーズをいう。 その第一弾が「さよなら銀河鉄道999シンセサイザーファンタジー」。 余談だが、ジャズアレンジによるジャム・トリップシリーズもリリースされたが…。

さて、重要な点は幻の電子音楽の再評価という部分。 いわゆる「幻想曲星への誘い/松武秀樹」「エキゾティック・モーグ/マーティン・デニー」 「モーグ・ロック/レス・バクスター」という一連の文脈で語られるべき作品が、 ボーナストラックとはいえ初CD化されたということ。 電子音楽ファンの一人として待望の音源だったのだ。 願がわくはこれをきっかけに同社デジタルトリップシリーズがリリースしてほしいところだが…。

それにしても、やはりYMOの影響力が大きい。 収録されている「未知への旅」「光と影のオブジェ」は、 ほとんどロジックシステムが手がけたYMOという雰囲気。 電子音楽ファンでもし機会があればこのCDを聴いてほしいと思う。 聴きたかった電子音楽、消え去ってしまった電子音楽の可能性がここには確実に生きているから。

・本日の教訓
「CDが誕生して18年、またまだネタは尽きず」

本日その他のインプットメディア

MUSIC
「SAYONARA/メアリー・マッグレガー」

「さよなら銀河鉄道999」の主題歌。この曲も久しぶりに聴く。 この映画とほぼ同時に「機動戦士ガンダム〜哀戦士篇」が公開されたが、 井上大輔が歌うところの「哀戦士」と本曲が局地的に流行していたことを思い出した。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月21日分



・本日の言葉〜

強制的に見せられる教育映画ほど苦痛なものはない。…映画だけ?。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜165,191アクセス



2001.06.22(金)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

CD
「潮流/アントニオ・カルロス・ジョビン」

「波」の続編とも呼べるアルバムで、デオダートの壮大なアレンジにより 生まれ変わった「イパネマの娘」が素晴らしい。ストリングスとフルート、木管を 生かしたアレンジに乗り、ジョビンのピアノ、ギターが心地よく泳ぎ回っている。 「波」と並び、一番脂の乗り切った時代のジョビンを伝える名盤。 (CD帯より引用)

タイトル曲の「潮流」は、前作「波」のコード進行をそのまま使っているということもあり、 同じ印象の曲に仕上がっている。前作の影響が強いせいか全体の作りも似ているのも確か。 が、ジャケットの印象や曲、アレンジなど前作と比較して、 若干シリアスになってしまっていることが惜しまれる。

それにしても今年はおそらくボサノヴァばかり聴くことになりそうな予感がする。 1998年は誕生40年記念の年だったが、 2001年はボサノヴァ再評価の年ではないだろうかと個人的に思う。 当時発売されたボサノヴァ「VERVE/A&M編」「PHILIPS編」30枚は果たして廃盤になったのだろうか…。

・本日の教訓
「この夏のキーワードはシティポップスとカフェ・ミュージック」

本日その他のインプットメディア

MUSIC
「北京ダック(シングル・ヴァージョン)/細野晴臣」

シティ・ポップスといえはやはりティンパン系の音楽も忘れられない。 残念ながらリアルタイムでは経験していないが、心配することはない。 CDというタイムカプセルを自分たちは所有しているのだから。


MUSIC
「マイ・ネーム・イズ・ジャック/ムーンライダース」

アルバム「ヌーベルヴァーグ」から。鈴木慶一の歌声が初々しい。 そういえば彼と高橋幸広氏のビートニクスのニューアルバムが完成したということ。 また楽しみが増えたということだ。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月22日分



・本日の言葉〜

時間の長さと満足度は必ずしも比例しない。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜165,420アクセス



2001.06.23(土)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

CD
「あこがれ/ナラ・レオン」

ボサノヴァのミューズ、ナラ・レオンのアルバム中でもっとも人気の高い「あこがれ」は 有名なジャズ・スタンダードにポルトガル語の歌詞をつけ、ボサノヴァで歌ったもの。ジャジィな ナラのヴォイスと知的で小粋なボッサは完璧にマッチ。(CD帯より引用)

このような細野晴臣的アイディアは大好き。

例えば「ファイヤー・クラッカー/YMO」。
アメリカ人であるマーティン・デニーが見た、イメージの中にある南国(ハワイ)を音楽化した 作品が「ファイヤー・クラッカー」。 それをドイツのクラフトワークのサウンドや、 当時流行していたディスコサウンドなどの方法論を駆使し、 シンセサイザーという未知の楽器を使い、日本人が演奏、なおかつ アメリカのディスコでヒットさせようというようなアイディア。

あるいは「チャタヌガ・チュー・チュ/細野晴臣」。
アルバム「トロピカル・ダンディ」収録曲。 グレン・ミラー楽団で有名なスタンダードナンバーを カルメン・ミランダのスタイルで、英語、ポルトガル語、日本語で 歌い回していくというアイディア。

言葉で過激なことをメッセージとして届ける方法が過激ではなく音自体が過激であるというアイディア。 実はこれ以上過激な表現はないのではないか。 一見過激に思えないそんなアイディアを支持したい。

・本日の教訓
「声質は重要。他の何を差し置いても」

本日その他のインプットメディア

MUSIC
「ディスフィナード/前田憲男withティン・パン・アレー」

アントニオ・カルロス・ジョビン楽曲のカヴァー。1977年作品。 ティンパン系の音+ボサノヴァ。 これ以上幸福な音楽が今あるのだろうか。


MUSIC
「くすりをたくさん/大貫妙子」

坂本氏のキーボード&アレンジと細野晴臣氏のリズム隊は当時最強ではないか。 追随を許さない彼らがYMOにたどり着いたのはもはや必然であったということか。 1977年作品。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月23日分



・本日の言葉〜

少しも苦ではない。苦なのは自分の意志でなかった場合のことを言う。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜165,642アクセス



2001.06.24(日)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

DVD
「ウルトラQ」

昭和41年製作のウルトラQが、満を持してDVDとして 発売に至ったことは喜ばしい出来事ではないか。 同時期に製作されたドラマはほとんど忘れ去れているのにかかわらず。 結局、魅力ある作品は確実に残っていく、といういい例なのかもしれない。

ビデオ>LD>DVDと新しいメディアが登場する度に感じていたのだが、 メディアが変わるたびごとの画質向上には目を見張るものがある。 特に今回は今までとは全く別領域の映像を体験しているような気がする。 丁寧な仕事を後世に残すため、最新テクノロジーを駆使するなど、現時点における最善 の努力を尽くしている姿勢。

例えば、宣伝資料を読むと「35年の歳月によるフィルムの経年劣化は著しく、 取り扱いも困難で、テレシネにも細心の注意が必要でした。さらにテレシネ後の データは最新のデジタル技術で、可能な限り鮮明にブラッシュアップ。 その美しさは、想像をはるかに超えた高品位な仕上がりとなりました」とある。 まさに究極の完全永久保存版といえよう。

もっとも画質だけが素晴らしいだけではない。 当時の映像職人たちの丁寧な仕事ぶりが作品全編に漂っている。 子ども向けではない、大人も楽しめる作品を作り出そうと悪戦苦闘する様が感じられる。

とはいうものの、過去の作品に敬意を払うだけでなく、 未来の作品を作り出す前向きな姿勢も忘れないでほしい。 過去だけにこだわっていても新しい展開はないのだから。 そして、そんな製作者側の前向きな姿勢を応援していきたいと思っている。

・本日の教訓
「いいものはいい。」

本日その他のインプットメディア

MUSIC
「100ワットの恋人/鈴木茂&ハックル・バック」

どうしてもっとメジャーになれなかったんだろう。 困った時は再評価、再評価の連呼に限る。1980年リリース、イエローマジックヴァージョン。


MUSIC
「恋の四月 恋の九月/太田幸雄Withハミングバーズ」

これは初期ピチカートファイヴ?。というよりピチカート・ファイヴそのもの。 彼らより20年前に日本音楽界に存在していたこと自体が一種の奇跡。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月24日分



・本日の言葉〜

評価は後からやってくる。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜165,866アクセス



2001.06.25(月)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

MUSIC
「風をあつめて/はっぴいえんど」

じりじりと焼けつくアスファルトを、 空調のきいた部屋から一枚のガラスごしに 頬杖ついて見つめている。

彼らの作り出した「風街」とはそういう風景、ということだろう。


MUSIC
「はいからはくち/はっぴいえんど」

松本=細野派としては、大滝氏の音楽は好みではないが、 この曲のグルーヴ感はかなり好み。鈴木茂のギターと細野晴臣のベースが特にいい。


MUSIC
「夏なんです/はっぴいえんど」

名盤「風街ろまん」。中でもこの曲が一番好き。 何度聴いても「あの」夏の暑さが蘇ってくる。

「あの」?。つまり誰にでもあったはずの夏ということ。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月25日分



・本日の言葉〜

月曜日から全力では疲れます。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜166,062アクセス



2001.06.26(火)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
本日のインプットメディアから

CD
「おいしい水/アストラッド・ジルベット」

「イパネマの娘」一曲でボサノヴァの女王となったアストラッドが、 その翌年に発表したファーストアルバム。

当時24歳のアストラッドの瑞々しい歌声に溢れており、 一度手にしたら決して手放せないアルバム。 アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ドナートも参加。

(アルバム「おいしい水/アストラッド・ジルベット」帯から)

どの曲もいわゆる名曲ぞろい。彼女の作品をまず聴きたいと思ったら迷わずこのアルバムをオススメしたい。


CD
「いそしぎ/アストラッド・ジルベット」

「おいしい水」に続く、ボサノヴァの女王=アストラッドの セカンドアルバム。

ジョアン・ドナート、クラウス・オガーマンの アレンジが生きていて、本格的ブラジリアンビートも気持ち良い。

ブラジルの曲を始めスタンダードのボサ・ヴァージョンなど、 アストラッド・ワールドが満載されている。

(アルバム「いそしぎ/アストラッド・ジルベット」帯から)

セカンドアルバムというのはどうして肩肘の張った物になるのだろうか。 といいながらクラウス・オガーマンのストリングスは絶品。 この音だけで分かってしまうというのはもはや個性といえよう。


CD
「三月の水/ジョアン・ジルベット」

1973年発売の隠れた名盤。

ジョアンとドラマー二人だけによるシンプル な編成は、彼のアコースティック・ギター、歌声をリアルに描きだし、 まるで目の前で演奏しているかのような錯覚に陥ってしまう。

気分を和らげたい時などに 最高の一枚。

(アルバム「三月の水/ジョアン・ジルベット」帯から)

ボサノヴァ生みの親の作品はやはりボサノヴァとしかいいようがない作品に仕上がっている。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月26日分



・本日の言葉〜

この夏、ボサノヴァで決定、ということ。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜166,237アクセス



2001.06.27(水)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
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CD
「坂本龍一ピアノワークス2/岡城千歳」

2000年6月発売「坂本龍一ピアノワークス」の続編。 今回は映画音楽とソロ作品から作品を取り上げている。 個人的には「BTTB」からの選曲が中心となっていた前作より好み。

坂本作品をピアノで演奏、といえばオトマロ・ルイーズが思い出されるが、 岡城版では、大胆に坂本楽曲を解釈した作品集、というよりも、 極力原曲を尊重、なおかつ自分の演奏技術、 曲のイメージを壊さない程度に独自の解釈を加えている作品集に仕上がっている。 坂本楽曲がアーティストの手を離れて普遍的な作品になりつつあるということか。

ただ、自分も含めて以前から坂本ファンだった人には堪えられない作品集ではあるが、 どれだけ一般に広がっていくのかが心配、というところ。

希望としては、坂本氏の楽曲を様々な音楽家が取り上げたオムニバスアルバムは作れないだろうか。 例えば全編「メリークリスマス・ミスターローレンス」で様々な楽器で演奏、 収録されている十数曲すべてが「メリークリスマス・ミスターローレンス」というような。 あるいは「黄土高原」「セルフ・ポートレイト」「音楽」等々、考えられると思うが。


MUSIC
「A Tribute N.J.P/岡城千歳」

坂本氏の原曲よりかなり早い編曲。またアルバム冒頭に配置したのは正解。 ついつい原曲が収録されている「音楽図鑑/坂本龍一」を聴いてしまった。


MUSIC
「メリークリスマス・ミスターローレンス/岡城千歳」

イントロ部分のグルーヴ感覚は少なくても今まで味わったことがない類のもの。 このヴァージョンも個人的に作っている「戦メリ」ばかり集めたオリジナルCDに追加しよう。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月27日分



・本日の言葉〜

自分のことは自分でケアしなければいけないんだけど…。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜166,418アクセス



2001.06.28(木)

メディア・タイトル 感想(その日の気分)・備考など
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MUSIC
「1919/岡城千歳」

率直に書く。この曲は最近の坂本氏の作品中においてかなり好きな作品 (というよりテクノ作品として捉えている部分がある)なのだが、 非常に残念な結果に終わってしまった。編曲ミスということか。

スティーヴ・ライヒ一連作品の魅力は単純な反復曲を人の手で演奏することで、 独特のうねりが生まれるところにあるというのが持論であり、 ある意味テクノに通じる魅力だと思っている。

「1919」は坂本氏作品中、そのノリが感じられる代表的な作品だと思う。 また、演奏することで演奏者の緊張と演奏技術が問われる楽曲でもあり、 岡城氏の高度な演奏技術が発揮できる楽曲だったのではないか。

残念なことに今回の岡城版では、ピアノ以外の音色を取り入れてしまい、 その緊張感が感じられない作品に仕上がってしまっている。 イントロ部分でかなり気分が高揚しただけに非常に惜しい。

その後、グートレーベルベストコンピレーションアルバムの「1919」を聴いて、 気分を取り戻したのだが…。完成度が高い「坂本龍一ピアノワークス2」だけに惜しい気がする。


MUSIC
「EX-JAZZ/岡城千歳」

坂本氏のライヴアルバム「メディアバーン」に収録されていた(正確にはエンディング曲)小曲。 こうきたか、という印象が強いがそれは好印象に近い。このヴァージョンは短いが、 できれば中間部分をもっと岡城流に解釈したロングヴァージョンを聴いてみたい気がする。


MUSIC
「1919/坂本龍一」

なんだテクノはここで生きていたんだ。ピアノだけで「テクノ」はできる。

本日のメモ

・本日の更新情報

1983YMOカレンダー〜1983年06月28日分



・本日の言葉〜

たくさんの人に支えられて、それでも生き続けていく。



・本日のアクセス数(朝・起動時)〜166,601アクセス





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